どうも、はちごろうです。


先日、ツイッターで落語好きのフォロワーさんと話をしていた時、
古典落語の「長短」という噺の最後に出てくるサゲの
「してみりゃ、無駄ぁねぇ」という台詞がわからない、と書いたら、
「それは誰もサゲですか?」と返答された。
その人は私よりもよっぽど落語を聴いている人で、
特に昭和の名人の高座を中心に聴いているようだから、
「この人ならおそらく知っているだろう」という思いで訊いたのだが、
その人もこの「してみりゃ、無駄ぁねぇ」というサゲを知らなかった。

私も昭和の落語家さんの音源はあまり記憶にないのだが、
いまの柳家花緑師匠の「長短」のサゲを聞いたときに
「あれ?柳家なのに違うんだ」とか思ったことから、
おそらく先代の小さん師匠の高座だったと思う。
だが、ネットで検索をかけても小さん師匠の高座は引っ掛からず、
雷門助六師匠などの高座は見つかるもののサゲは全く違うもので、
ますます自分の記憶違いを疑い始めている。


これと同じことを、実はおとといやらかした可能性がある。
それは前々回にアップした「青天の霹靂」の感想である。
ここで私は映画版での主人公の名前の由来が
原作とは異なっていることを指摘しつつ、
その結果として名前の表記が替わってなければいけないのに
パンフレットには原作の表記になっていた、と書いた。
ところが、ネットなどで検索を掛けてみても
同じことを指摘している人が出てこない。
もちろん雑誌などでの特集記事では
主人公の名前が原作のままとなっているので、
「もしかしてこれもか?」とかなり不安になっている。


すでにアップしてしまったものは仕方がないので
そのまま修正せずにそのまま残しておこうと思いますが、
もし私の勘違いであるなら、先に謝っておきます。
どうも、申し訳ありませんでした。

それにしても、事実誤認したことに対して、
「間違ってますよ」と指摘されない孤独は、
予想以上にきついですね(--;