「流行り神2」
第零話 黒闇天
流行り神シリーズで何度も使われる大嫌いな表現に
「かぶりを振る」
アパシー鳴神学園七不思議でも使われるけど、年配の脚本家の表現がカビ臭いというか
「頭」で良いじゃん
それも一回か二回、たまに使われるくらいならまだしもちょくちょく出て来るからウザい
でも今回のはそれについてでは無く、主人公の風海が高校の同級生で当時好きだった子と再会するがその子は既に結婚していて、しかも旦那を直接的にでは無いが殺していた
ビルの屋上から飛び降りて人生を終わらせようとしている所に風海が駆け付け説得
飛び降りるのを止めてフェンスの向こうから戻ろうとよじ登っているとその周りだけフェンスが切れて宙に投げ出されてしまう
このシーン(説明が長いw)
落ちて行く人の目に映ってるモノなんて見える?
プロボクサーか何かの動体視力?
刑事にもあるんかなあ
でも風海は現場のたたき上げじゃなくてキャリア組だから実戦で鍛えて来た方では無いと思うし
前回の「アパシー鳴神学園七不思議」の内容もこれに似た感じなんだけど、「表現凄いだろw」ってのを押し付けたいだけで実際そうはならんやろって内容なんだよな
落ちて行く人に手を伸ばす
どんどん離れて行く(とはいえそんなに時間は無い)
相手は昔好きだった子で、今もちょっと気になってる
その子が死ぬ、助けられない
…って思ってる時に目をピンポイントで見て映ってるモノとかわかるかと
普通は落ちてく全体しか見ないわ
動いていてどんどん離れて行く数cmの物を正確に見れるわけねえだろと
それにまばたきだってしてるだろうし、目は二つあるのにどっちに絞って見てたん?
そんな状況で片目だけを凝視してるとか不自然以外何でも無い
落ちて行く場面は「リアルさ」を出さなきゃいけないのにリアルさの欠片も無い書き方してどうするんだと
しかもこれ「科学ルート」
流行り神には科学で解決する「科学ルート」とオカルトが原因の「オカルトルート」の二つが存在しててこれは科学ルート
普通オカルトは登場しないはずなんだが、何故かその場にいない黒衣の女が見えてる
曖昧にしちゃうとルート分けてる意味無くなるんだよなあ
その点でもダメなシーン
このシリーズも好きな作品なんだけど、好きなだけにこういうゴミが混ざってるのは嫌なんだよな
最初から最後まですっきり終わって欲しい