全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。岐阜県の風景になります。


一の滝 岐阜県瑞浪市釜戸町    (2020年4月撮影)
竜吟の滝(りゅうぎんのたき)の散策になります。落差16mのこの滝は、別名を男滝、不動滝とも呼ばれるようです。

二の滝
別名は女滝で、落差は8mになります。
三の滝
落差は3mになります。
えびす滝
竜吟峡を流れる不動川には大小7つの滝があり、そこに至る七滝の小径、せせらぎの小径などハイキングコースが整備されていて
縁結びの樫
途中で、根の付近が寄り添う木は良く見かけるが、お互いに求めあったんだろうね、こんなに上で手をつなぐ珍しい木に出会えます。
あんま滝
竜吟峡の名称は、かつてここには雄龍と雌龍が住んでいて互いに唸り声を上げていたという伝説からきているようです。
昇竜の滝
岩の間を流れる水が、竜が川を昇る姿から名前が付けられたようですが、この構図を決めるのに苦労した記憶が頭をよぎりましたね。
梵天の滝
そこから竜が天に昇り、時折降り立っては人々の幸福を祈っていななく滝とされているようです。
竜吟湖(りゅうぎんこ)
1963年(昭和38年)、竜吟の滝の上流の湿地に竜吟ダムが完成し、ダム湖を竜吟湖として整備されたようです。
百畳岩
竜吟湖の帰り道に行きとは違う遊歩道を行くと
シデコブシ群生地
このような場所に出会えました。この花を
シデコブシ
調べてみると「日本の固有種で、岐阜県、愛知県、三重県のごく限られた地域の低地・低湿地にしか自生していません」とありました。
シデコブシ
ここに来た時は知らずに見て来たけど、滝を見にきてちょうど花が咲いているのを見れたと言うことはラッキーだったようです。
石仏と遊歩道
竜吟峡の滝伝説
昔々、不動川の一の滝には雄竜が、二の滝には雌竜が住んでいました。2つの竜は互いに鳴き声を交し合い、のどかに暮らしていました。ある年のこと、この村に大干ばつが襲いました。夏の陽射しがギラギラと照りつけ、田畑は干からび、稲も作物もすべてが枯れ果てようとしていました。村人たちは困り果て、最後の手段として不動川の竜に雨ごいをしょうと決心しました。
石碑と遊歩道
8月の満月の夜。村人たちは必死に祈り続け、月が丁度真上に差し掛かったときです。突如、滝つぼの水が大きく盛上り、天を裂くような大きな鳴き声が轟き、雄の竜が天に向かって昇り出しました。すると、それに呼応するかのように雌竜が甲高い鳴き声を上げ、共に空に舞い上がりました。2匹の竜は絡み合いゴロゴロと天を走ったそのとき、大粒の雨が降り出しました。それ以来、干ばつもなく、水の豊かな土地となり、滝は「竜吟の滝」と呼ばれ村人たちを守っています。(瑞浪市HPより)