中国には不登校は一人もいない

しかも塾禁止令が発令。

 

ご存知のように中国では、つい最近まで一人っ子政策をとっていました。国の方針として1979〜2014年まで35年間続いていました。一人っ子ですから当然甘やかされます。

「小皇帝」という名がある位、すべてに子供のやりたいことをさせる風潮があるとともに、学歴社会ですから、塾や家庭教師になど勉強優先の家庭が多かったいや、今でも多いとされていますが・・・

何と学習塾禁止令が2021年に発布されました。

内容は新規の塾は設立禁止、既存の塾は営利禁止、家庭教師も休日や夏休み等も禁止という内容。

 

不登校児は一人もいないという

 

中国では、親は教育に極めて熱心なお国柄でもあります。そのため受験が激化し、子どもの学業ストレスは高いといわれています。

しかし、不登校児童生徒の数は日本とは反対に、中国では存在しません。果たして本当かどうかわかりませんが、そう、発表されているそうです。その理由のひとつに、中国では成績が良ければ、中国共産党員への推薦をはじめ、一般社会に出ても一流企業に就職でき、出世できるという中国ならではのお国柄事情が背景にあるからと考えられるのではないでしょうか。

中国における不登校の考え方

「我が国には不登校生徒が存在しない」と公言される背景には、親だけでなく社会全体が、学校に行って一流の大学を出ていないと将来の出世に響くと考えられているからとされています。

この考え方は子どもにもしっかり浸透しているからこそ、もし欠席願望があったとしても、社会的に許されないことというのが浸透しているからではないでしょうか・・・。

大阪弁でよく言う「しらんけど・・」をつけておきます。

 

👉一般社団法人大阪市こども心理センターHP