ガイドブックにないこと

テーマ:

オイシイモノの話も続けたいところですが

立ち止まる時間もはずせません。

 

前回のソウル旅では、

南北境界線の38度線へのツアーに参加して

穏やかでいながらとても緊張した

今の北と南の国境の空気を感じました。

 

 

コスメ、韓流ドラマ、グルメ、オシャレなカフェ‥

ガイドブックにはワクワクする項目が並ぶし、

親切に接してくれる韓国の人は多いから

つい忘れてしまいがいがちだけど、

 

 

 

今回も、

自分は日本人であることを意識する瞬間が

折に触れてありました。

 

 

 

撤去された朝鮮総督府のあったあたりを歩いたとき。

 

旧正月のお休みで無料開放されていた景福宮は

笑顔の家族ずれでにぎわっていたけれど、

 

ここに総督府の建物があったとき、コリアンは、日本人は、

双方どんな気持ちだったんだろうと想像してみました。

 

建物の取り壊しには賛否両論があったそうです。

 

87歳になる義母(日本人)が

子どもの頃に過ごしたエリアと聞いているので

時代背景も、暮らしも、とても身近かに思えました。

 

 

 

初めて乗ったシティーツアーバス、イヤホンで聞いたガイド。

仁寺洞(インサドン)の案内は、

「日帝時代に家を奪われ追いやられた人たちが

生活に困って家宝の壺を売ったのが始まりの古美術商エリア‥」

 

一方、

「古きよき韓国の風情が漂い、今のアートとも融合する街」

日本で買ってきたガイドブックのタッチ。

 

 

ソウル駅から仁川空港へ向かう帰路の急行列車、

流れる日本語文字放送では

「独島は韓国の領土である‥その理由は‥」と

時間をかけて説明していたそうです。

私は爆睡していたので、あとで聞いた話ですけれども。

 

今日も日韓関係悪化のニュースが流れます。

 

どのことも、

それぞれの主張に耳を傾けて考えてみたい。

 

海外はどこへ行っても「違い」が感じられるので

自分は、日本は、今の時代は、昔は‥を

改めて振り返るきっかけになるけれど、

隣の国同士は歴史背景が連綿と続くのでなお複雑です。

 

うんと楽しみながらも、

ピリッと身をひきしめ韓国を歩くのでした。