相続法改正

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こんにちは!

司法書士の川口です。

 

さて、先週の金曜日に改正相続法と遺言保管法が公布されましたね。

この改正相続法では何が変わったかというと、

・配偶者の居住権の新設

・寄与分の請求権者の拡大

・自筆証書の方式の緩和

・遺留分制度の見直し

が主な改正です。

配偶者の居住権の問題や、被相続人を介護していた息子の嫁にも財産が渡るようになって、不公平感は少しは軽減できるのではないでしょうか。

 

また、新法として遺言書の保管等に関する法律が公布されました。

今まで自分で書いた遺言書(自筆証書遺言)は、紛失や隠匿等の恐れがあり、また家庭裁判所での検認手続きが必要でした。

しかし、今回の法律で、自筆証書遺言を法務局で預かってもらえることになります。

また、法務局で預かってもらった自筆証書遺言のみですが、検認手続きも不要になります。(自筆証書遺言で法務局ではなく、自宅や貸金庫に保管しているものは従来通り検認手続きは必要です。)

 

個人的には、今回の新法成立は遺言制度の発展にとてもいいんじゃないかと思います。

なぜなら司法書士等の専門家が相談者にお勧めするのは公正証書遺言ばかりだからです。しかし公正証書遺言は公証役場に支払う手数料がかかり、それで作成をためらう方も少なからずいます。もちろん公正証書遺言は公証人のチェックが入るので、正確な遺言書が作成できますし、私もやはり一番公正証書遺言がいいと考えています。

しかし、あまり費用をかけたくない相談者の方には、今後自筆証書遺言も安心して勧めることができます。今までは紛失や隠匿された場合は、作成した意味が無くなるし、検認手続きが必要になるので、正直お勧めはしていませんでした。しかし、今後はその心配も無いので、相談者の方に合わせた遺言の作成が増えてくると思います。

もちろん、紛失等の恐れが無くなっても法形式の不備による無効はあり得るので、そこは司法書士や弁護士等の専門家が相談の際にしっかりと対応しなければいけませんが…。

 

この改正法、そして新法成立により、もっと多くの方が遺言や自分の亡き後の問題について考えていく機会が増えて、少しでも家族間の争いが無くなればいいなと思っています。

 

施行日はまだ先ですが、しっかり対応できるよう勉強していきます!

 

 

 

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