パンタ/頭脳警察
反骨のメッセージと叙情が交差するロック詩人の航跡が、ミュージックマガジン増刊として発売された。
発行は2月1日ですが、実書店でみかけて、2400円+税の価格に一瞬迷ったが、編集後記をみて、即購入
パンタと頭脳警察の活動をとりまとた追悼ムックなので、こういう書籍は書店で購入しないとね、、、、
以下、気になった内容ですが、MM誌の採録、当時と同じ紙面(コピー!カットなし)がよかったですね、、、、
はじめに
・新たな頭脳警察とともに作り上げた東京オオカミと、ライブ葬でのお別れ
第1章 1969〜1975 頭脳警察
・ヒストリー(1)わずか3年の間にアルバム6枚、生き急ぐように駆け抜けた頭脳警察
・オリジナル・アルバム(1972-1975)(大鷹俊一、北中正和、近藤康太郎、中野泰博、行川和彦、湯浅学)
・踊り狂う人とステージを占拠する人(吉川正澄、酒巻裕三、パンタ、山下洋輔、司会=中村とうよう)NMM1971年10月号
・音楽による革命なんてありえない(パンタ、内田裕也)NMM1974年2月号
⇒ 1970年代前半らしい紙面、当時の雰囲気が伝わってきましたね
第2章 1976〜1989 ソロ、パンタ&HAL
・ヒストリー(2)ソロ・デビューからパンタ&HAL、“スウィート路線”、そして『クリスタル・ナハト』へ
・オリジナル・アルバム(1976-1989)(今井智子、岡村詩野、小川真一、小野島大、サエキけんぞう、志田歩、柴崎祐二、ヒロ宗和、田山三樹、鳥井賀句、行川和彦、人見欣幸、和久井光司)
⇒ ディスコグラフェィ記事は書き下ろしで、人見欣幸はLP「走れ熱いなら」を担当していましたね!
・ピープル パンタ(平岡正明)MM1981年5月号
・パンタ、もとにもどれ(平岡正明)MM1981年9月号
・『KISS』大攻防戦(パンタ×平岡正明)MM1982年1月号]
⇒ 「山口百恵は菩薩である」著の平岡マチャアキ、この当時MMで読んだことがあります。
第3章 1990〜2024 ソロ、頭脳警察ほか
・ヒストリー(3)頭脳警察の再結成をはじめ、多岐にわたる活動を経て到達したパンタならではの境地
・オリジナル・アルバム(1990-2024)(池上尚志、小野島大、近藤康太郎、志田歩、柴崎祐二、ヒロ宗和、鳥井賀句、宗像明将、和久井光司)
・1990年からのシングル、企画盤ほか
⇒ ありゃ、この写真はと思ってチェックすると
PANTAが18歳でオーディションに合格、大手プロダクションよりデビュー予定だった
GS(グループ・サウンズ)ピーナッツバター(PEANUTBUTTER)」
パンタ証言では、ホリプロに入ってすぐデブの専務とケンカしてやめちゃって、、、モップスが好きだったからね、その頃(笑)
2021年3月ピーナッツバター名義で「PANTA18歳 頭腦警察結成前夜 PEANUT BUTTER」というCDをリリースしていた!
収録された曲は
1 ゆり子(作詞・作曲 PANTA)
2 気取り屋マリア( 作詞・作曲 PANTA)
3 スワンの涙 (作詞 橋本 淳、作曲 筒美京平)
オックスのカバー
4 可愛い人よ(作詞 阿久悠、作曲 大野克夫)
ローズマリー(オックスの弟バンド!)のカバー
カバー曲がそそりますが、♪スワンの涙はセリフもあったのでしょうかw
いやぁ、まいったなぁ