EUGHT-JAM 20240512 指揮者の魅力を徹底解剖!小澤征爾のスゴさとは? より

 

*小澤征爾さんのドキュメンタリー映像字幕より

 

学生に指導する場面にて

「いいかい 見てて 気持ちはでてるけど これはまずいよ  これじゃあ ゆですぎスパゲッティだ  論理じゃなくて アクセントは演奏者にみせるためだ ベートーヴェンの解釈について僕は何も言わない そんな事は教えないよ

 既に知ってるはずだから (生徒:いえ) 知ってるよ (少しは)鍵は演奏者に君の意図を伝える事だ」

 

「もっと体全体を使ってみたらどうかな こればっかりだ【上下の一定の動き】 固いですね だからこうなる もっとリラックスして 女性を見る時のように 自由に 楽にして」

 

指揮者の真髄について

「指揮ってのは不思議だよ 技術なんて誰にも分らない 僕が午後中指揮してたとしても技術なんて考えない やるだけだよ 思うに 音楽のテクニックとは感じた事を自然に出すことだな この技術をうまく使えるか 指の技術 口 頭 心… みんな一緒になって いとも自然に外に出て来る そしたら面白くなる こうなると問題は… 自分の生き方であり 指揮者自身の人柄が重要になる 」

 

 

*原田慶太楼さんのコメント

「土【地面】から音をだしている感じが素晴らしい! 指揮法(というか1.2.3.4)にこだわらず 音と流れだけに会話をしている」

 

【】はブログ脚注

 

番組内で指揮者は作曲者の意図を汲み取って表現するのが仕事と話されてました。

仕事される方はそうなのかもですが、音楽で遊ぶ側は”感じた事をカウントにこだわらず自分の生き方を外に出す”のが楽しいんやと改めて思います。