こんにちは。大阪医療通訳アカデミー事務局です。
修了生の作品、今回はALS(筋萎縮性側索硬化症)です。
ALS : amyotrophic lateral sclerosis
ここにまとめられている通り、ALSでは随意筋を思い通りに動かすことができなくなります。
運動神経細胞が障害されることで脳からの信号が筋肉に伝わらなくなり、筋肉は動かしにくく、やせ細っていきます。
自律神経に問題はないので、内臓筋は動きます。心臓や消化器など、自動的に動いている部分に影響はありません。
ただ呼吸は、自律神経と呼吸筋、両方の働きがあるので、病状が進行すると呼吸筋が弱くなり、自分で呼吸することが難しくなります。
(呼吸器が必要となってきます)
一つ一つ対症療法になり、進行を止めるのは難しいですが、在宅で暮らすことが可能です。
原因ははっきりとわかっておらず、難病に指定されています。