2024.3.24. Sun.


なんども目覚め、5時前に覚醒した。


外に出て一服。あまりくらくらこない。そこで、また一服した。


部屋に戻り、サッポロ一番みそラーメンを作る。今日も白菜とつぶつぶコーンをトッピングした。


しばらくすると眠くなり、うとうとする。9時をまわって一度目が覚めたが、ろれつのまわらなくなるほどの眠気に襲われた。


まあ、可塑性のコストの新仮説は書き終えた。少し休もう、とさらに睡眠をむさぼる。


10時半をまわって完全に眠気が取れ、体が軽くなった。さあ、外出しようか。


予報では、今日の札幌は 10℃まで上がり、ぽかぽかかと思っていたが、8.8℃、微風有り。陽ざしで明るい世界だったが、少し肌寒い感じがした。でもその感じが北国の早春だと思う。少し胸に虚ろな寂しさを感じさせる。



[コージーコーナー]に入る。


日曜日の午前中、あの親切な娘がいた。親切な娘は、ご来店ありがとうございますと、まじまじと僕の目を見て挨拶する。僕も親切な娘の目を直視したが、きれいな瞳をしていた。親切な娘にアイスコーヒーを注文した。



すぐにコンピューターワークをせずに、のんびりたばこを吸いながら、親切な娘を目で追っていた。客に注文をとるときに少しかがむのだが、きれいなヒップラインが浮かびあがる。お尻ずきでもある僕は、そのヒップラインを見てほおっと満足する。齢柄にもなくエロい目で見てしまったという罪悪感がまたいい。


コンピューターをリュックから取り出し、スウィッチオン。可塑性の進化について書いた節を最初に見直す。


今日は天気が良いので、14時には[コージーコーナー]を出て、帰途の歩きを満喫しようと思っている。執筆は最小限にしよう。


可塑性の進化についての節の記述がコンプリートなのを確認したので、ディスカッション全体の見直しをする。少しこちょこちょ直しながら、13時にはコンプリートなのを見た。


ふと、…疑問が。


野生稲の棲息地より栄養条件がよく、野生稲の棲息地より遠く離れた稲作北限地の遺伝子解析の結果って、野生稲の遺伝子の現れを直に評価できているんだろうか?


暖かいビニールハウスでやった実験なら、ある。それは、野生稲の遺伝子の現れをよく同定できている。


二年やって、最初の年はティーシャツの袖をまくるほど暑い夏のようで、次の年はウィンドブレーカーで防寒しても寒い程の冷夏であったよなあ。まあ、冷夏の年が野生稲の遺伝子の現れをよく示しているからいいのか?つまり、冷夏になると根が張れないから実質低栄養条件になり、野生稲の密度反応の因子を同定できる訳だ。


と、審査員が文句つけてきたら言っておこう。


ビニールハウスの実験と野外を利用した僕の実験の遺伝子の分布は違う。環境条件が異なれば遺伝子の分布が異なるのかも知れない。そうすると、品種改良に遺伝子解析が役に立つには、品種改良をやっている現場で品種改良をする必要があるのかも知れない。遺伝子の分布が環境によって異なる遺伝子解析があるか、明日級友に聞いてみようか。


それがあれば、審査員が文句を言って来ても対応できる。



さ、帰ろう。



地下鉄最寄り駅のエレベーターを上がったが、光は降りそそいでいなかった。明るい世界の中帰るのを楽しみにしていたのだが、なんだか期待はずれ。まあ、無風で温かいだけよしとしようか。


[宝来]が営業していた。今日はお金、あまり使わなかったし、あんかけやきそばでも食って帰ろうかなと、窓に貼ってあるメニュー表を眺めた。あんかけやきそばはなんと千円だった。大衆中華に千円もだせるかよ、もう[宝来]は使うことないな、と思った。


[東光ストア]で、太助寿司 430円を購入して、間食にした。金があっても[宝来]は使うことはないだろう。


食べ終えて、寝っ転がる。


パソコンの充電もせず、炊飯器のスウィッチもオンせず、今日を振り返っている。




【ノート】

ビニールハウスでポット栽培を行なった場合、野生稲の草型と密度反応の因子が強連鎖するから、その栽培法で旺盛な生育をする組み換え自殖系統を選んだ方が、密度反応の因子は導入しやすいかも知れない。





〈魅惑の熟女シリーズ〉