GW中にもLIVE FOR TODAYのトークショーにお声がけ頂きながら、試合と被っていたため泣く泣くお断りする事になった
「身の丈に合ってないお仕事」
がまさかこんな早くに機会に恵まれる事になろうとは。
いいですか。
Revolution30周年です。
私、まだ29年しか生きてません。
This is 身の丈に合ってないお仕事。
それはそれは自分の人生よりも長くプロレスを愛し続けて来られた大先輩方が集まる場に、こんなペラペラが恐れ多くも舞台に上げて頂くなんてさ。
いつ
「引っ込めクソガキー!」
って言われてもおかしくないとおもて緊張しまくりで。
しかも進行が小佐野さんで、レフェリートークショーとしてのゲストが京平さん、レッドシューズ海野さん、そして…俺。
あの革命終焉の時のメンバーではあるんですが。
俺の薄さと軽さがエグい。
何着ていったらいいかわかんなくて、でも失礼の無いようにスーツ着てったの。
お客様もいわば俺よりプロレス愛歴長い先輩ばかりやし。
そしたら京平さんに
「なーにピチッと決めてきてんだよ!俺こんなんだぞ!」
と咎められ、海野さんには
「そうやって一人だけ儲かってますみたいなアピールしてー。いやらしいなー!」
とチクチク言われる始末(笑)
でもこれで良かったと思うのが、控室。
そこそこ小さい待機室みたいな部屋に
・天龍さん
・カブキさん
・京平さん
・北原さん
・海野さん
・俺。
が居るという、俺が存在していることだけでも申し訳ないえげつない空間に一人スーツというだけでよくわからんけど誠意は見せれたかと。
ま、この皆様の昔話が面白くて面白くて結果居れて最高に幸せな時間だったのですが。
トークショー本番になるまで何の話するかは聞かされず、30分ぐらいやりましょうとざっくりとした事だけ聞かされてて…
不安しかなかったけど。
盛り上がり過ぎた。
そして、こんなペラペラな自分を皆さんに温かく受け入れて頂けて本当に嬉しかったです。
プロレス黄金時代を支えて来られたベテランファンの皆様に受け入れられてようやく本物のプロレス業界の人間になれたかなという気がします。
それと、トークショーの内容は来て頂いた方の特権としてあまり書かない方が良いんやけどこれだけは死んでも忘れないお言葉を京平さんから頂きまして。
レフェリーの職業の話になった時のこと。
日本のトップレフェリーである京平さんが
「今からレフェリーになった奴がいても俺たちには絶対叶わないよ!」
というお言葉と、
「まだまだトップとしてお前たちには負けないけど、俺が引いたら次は海野(さん)だな。で、その次は吉野だよ。」
これ。
控室話とかじゃなくて、お客様の聞いてるトークショーで言って頂けた。
もともと死ぬまで辞める気の無い仕事やけど、そこに責任感が加わったような。
レフェリーという仕事を守っていかなきゃ。
こんな経験させて頂けて、最後の一年とは言え革命に参加しながらプロレスを教わった。
龍魂を受け継げた。
幸せです。早く身の丈合わせねば。
そんな自分ですが早速来月、アントニオ猪木さんが新たに理念を込めて立ち上げられる格闘技イベント、ISMに参加させて頂きます。
龍魂の次は闘魂を学べる機会に恵まれました。
全力で己のバリューを上げにかかるっす!