初めに:JANOME model 125という機械の折り返し縫いが動作しない修理をしてみ
た。まず、裏面の奥まった6箇所のネジを外すと、針出口部のJANOMEと
書いてある覆いが外れる。次に針付け根の下部分の右側手前にあるネジを
外す。また、縫いパターン指定の回転軸のプラを手前に引き外す。すると
HELLO KITTYと書いてある前面カバーが丸ごと外れ、内部にアクセスでき
るようになる。
①戻し縫いのレバーは、垂直に上下するメカニズムに連動していて
前進縫いを戻し縫いに交換させるカムに繋がっている。問題はカ
ムを持ち上げて戻し縫いになった後、カムが前進縫いに戻らない
ことだった。
②当初、バネの復元力が弱くなったのかと推測してバネを絞るとゆ
っくりと元に戻るようになった。また心棒を見てみると一部に錆
があったので、バネ部分と、留めているスナップリング部分等3
箇所に機械油を刺したところ更にスムーズに戻るようになった。
③ついでに、バネの復元力を高めるためにバネ端留め部分を合板で
数ミリ程度上部に上げてバネの復元力を高めた。
④バネと押さえ部分に注油とバネの復元力の少しのアップの2つで
戻し縫いレバーを下げて後進させた後、スムーズに前進縫いに戻
るように回復した。さらに、プラ部分にシリコングリスを追加添
付し、金属同士が接触する部位に注油すると、回転音が激減した。
⑤この機械は、サンリオ経由で販売だったようだが、本家JANOME
からは、「Sew D Lite JA525 電子ミシン」として販売されていたよ
うで、販売実績も多そうである。ブラザー製2本ロックミシンの
修理をしたことがあるが、比べて簡単なメカニズムで、実働品と
比較しなくても、不具合が推測できた。



