最近感じる悩み

SDGs=麻薬ですよ!
即刻やめるべきでは?

https://gendai.media/articles/-/77156

――いま、気候変動が切迫した問題として捉えられ、SDGs(=持続可能な開発目標)が注目を集めています。日本でも遅まきながら話題になってきました。そこに斎藤幸平さんが、かのカール・マルクスの名句になぞらえて、新刊『人新世の「資本論」』で「SDGsは『大衆のアヘン』である」と書かれた。衝撃でした。

斎藤 ひとつひとつの取り組みは、もちろん環境に配慮したものなのでしょう。しかし、大きな危険性は、別のところにあります。つまり「SDGsの方針をいくつかなぞれば、気候変動などの問題は解決可能だ」と、SDGsを免罪符のように思い込んでしまうことです。SDGsやグリーン・ニューディールは、環境に配慮しながら経済成長できるという空気を醸成しています。

しかし、多くの科学者が指摘し始めたように、そもそも経済成長と二酸化炭素削減は、求められているペースでは両立しえないものなのです。つまり、無限の経済成長を追い求める資本主義に緊急ブレーキをかけない限り、気候変動は止まらない。これが問題の核心部分なのに、SDGsはそこから人々の目をそらさせる。その点を危惧しています。

いかがでしょうか?

SDGs=麻薬

そもそも私は、最初からSDGs(Sustainable Development Goals)の「ゴール」という言葉が気に食わなかったのです。

約46億年も前に誕生した地球の自然に対して、身勝手でしかない人間の開発(生活)に「ゴール」なんてもんはありませんから!(SDGsでは目標って意味ですけどね)


※ChatGPT Plus(GPT-4)より引用

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年に国連サミットで採択された、2030年までに世界が達成すべき17の目標を指します。これらの目標は、貧困の撲滅、飢餓の終結、良質な教育の普及、ジェンダー平等の達成、気候変動への対策など、社会的、経済的、環境的な持続可能性に関わる幅広い課題をカバーしています。SDGsは全ての国において、先進国も途上国も含めて、普遍的に適用されるものであり、国際社会が一丸となって取り組むべき共通の目標とされています。

SDGsの17の目標は以下の通りです:

1. 貧困をなくそう

2. 飢餓をゼロに

3. すべての人に健康と福祉を

4. 質の高い教育をみんなに

5. ジェンダー平等を実現しよう

6. 安全な水とトイレを世界中に

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8. 働きがいも経済成長も

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

10. 人や国の不平等をなくそう

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任 つかう責任

13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 陸の豊かさも守ろう

16. 平和と公正をすべての人に

17. パートナーシップで目標を達成しよう

これらの目標は相互に関連しており、一つの目標の達成が他の目標の達成にも寄与するよう設計されています。SDGsは、地球上の誰一人として取り残さない(Leave no one behind)ことを核心に据えています。


アヘンは、ケシの成熟した未開花の花びらを切り取り、そこから滲み出る乳白色の液体(ラテックス)が乾燥したものです。主に強力な鎮痛効果があるため、歴史的には医薬品として使用されてきました。しかし、アヘンに含まれるモルヒネやコデインなどのアルカロイドは、強い依存性を持ち、乱用されると健康や社会に深刻な問題を引き起こすため、現代ではその使用が厳しく制限されています。

アヘンは数千年にわたり、痛みを和らげる目的で利用されてきましたが、19世紀に入ると、特に中国でのアヘン中毒が社会問題となりました。これは、イギリスが中国にアヘンを大量に輸出し、大規模なアヘン中毒者を生み出したことが原因です。その結果、アヘン戦争(1840-1842年、1856-1860年)が勃発し、中国はイギリスに対して敗北を喫しました。これにより、中国は香港を割譲するなどの不平等条約を結ぶことを余儀なくされ、その主権と経済が大きく損なわれる結果となりました。

現在、アヘンおよびそのアルカロイドは医療用途に限定され、その製造、販売、使用は国際的な規制の下にあります。医療分野では、モルヒネが強力な鎮痛剤として、またコデインが咳止めや軽度の痛み止めとして使用されています。しかし、不適切な使用は依存症や健康問題を引き起こすため、厳格な管理が求められています。

SDGsの共通の目標は、そりゃーごもっとものことなんです。

でもね、17もあるSDGsの多種多様な目標を、すべて言える人なんてそうそういません。

実際のところ、「SDGsをご存知ですか?」「ご存じあればご自身では何をなされていますか?」などと、知り合いに質問してみてください。

まず100%間違いなく、「そんなん知らねー」という回答が返ってきます。


https://www.chisou.go.jp/tiiki/kankyo/index.html

日本国内では、「地方創生」をキーワードとして、SDGsによる「未来都市」なるものを、国の補助金を使って作ろうとしています。

その「未来都市」という言葉を聞いて、どのようなことが頭に浮かばれますか?

  • 貧富の差がなくなってる?
  • 自然が今よりも豊かになってる?
  • 自給自足している?
  • 地上ではなく空で移動してる?
  • 宇宙で暮らしている?

んー、なんか違いますよねー。

  • 2014年にイスラエル軍によるガザ地区への地上侵攻・空爆作戦を機にした、パレスチナ・イスラエル戦争のことなどほとんど気にしていない。
  • 新型コロナウイルスのことなどすっかり忘れてしまい、人前でマスクをせずにくしゃみを平気でするようになっているし、働き方改革の動きはほとんどなくなってしまった。
  • 能登半島地震のことがまだ頭にはあるものの、「私は同じことにはならない」ということを信じており、ほとんど平常の生活に戻っている。
  • インフルエンサーなどと呼ばれている方々の裕福な生活が、SNSで大っぴらに自慢され続けている。
  • 鉄道の駅の周りは、どこもかしこも似たような感じになってしまい、まちの特徴がほとんど感じられない。
  • 分煙が一向に進まず、嫌煙ばかりがはびこっているため、ニコチン中毒としては居心地が日々悪くなるばかりである。
  • 空いているエスカレーターの右側(関東です)に、なんの障害もないのに立っている人が急に増えてしまい、急いでいる時に電車に乗り遅れている。

似たようなことが、最近増えていますよね?

こういうのが、SDGsなんですかね?

いやいや、まさに真逆ですよね。

――しかも「重要そうに見える仕事」に就く人は、しばしば高給取りです。現場で汗水流している人が安月給で、一方のハイクラスビジネスマンがブランド物を身につけながらエアコンのきいた部屋で会議やタイピングをしている。そんなコントラストが現実にある。彼らに比して「下」と見做されがちな現場の「働かされている感」は大きな問題で、それはマルクスのいう「疎外」の表れです。

斎藤 その「疎外」に別表現を与えたのがグレーバーだと思っています。「ブルシット・ジョブ」にリソースの多くが投入されている事態は、疎外の極致です。「この仕事に意味があるのかな……」と本人も思っているような業務、たとえば先ほどのコンサルティングなどもそうですが、プレゼン用の資料をやたらに作り込むとか、無駄な会議をたくさん開くとか、そういった仕事が積み重なっている。そんなことに膨大なコストをかけてどうするのかという話です。

どうですか?

ほとんどの日本国民が、「そうだ!そうだ!」って思いますよね。

――それこそ、よりオシャレなエコバッグを買おうみたいな競争が生まれる。エコバッグの製造コストもかさんでいく。

斎藤 やはり、生産と労働そのものを大きく変えなければいけないと思います。いま私たちは、あまりにも働きすぎていて、あまりにも多くを消費していて、エネルギーを使いすぎている。この事態を変えるには、消費者の個人努力ではまったく足りない。資本主義の論理や企業の飽くなき利潤追求に対するスローダウン革命が必要です。そこに知恵をもたらしてくれるのがマルクスです。

だ・か・ら、『ダイバーシティー』、『LGBTQIA+』、『働き方改革』、『DX』(Digital Transformation、デジタル技術が人間の生活のすべての側面に引き起こす変化)などといった、具体的に個人や組織がすぐにできることを実現すべきなんだと、強く強く思います。

SDGs=麻薬

♪躊躇わないで 1秒過去さえ Fading Now run it run it run it All day♪


以上になります。


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