貝原益軒『養生訓』 巻第二 六 ~昼寝の禁止~ | ドメル将軍の健康!養生!幸せ!ブログ

ドメル将軍の健康!養生!幸せ!ブログ

金沢市で鍼灸治療院を開業しています。健康や養生を中心にブログを書いていきます。お気軽に見てやってください。


テーマ:

 昼寝とは少し話題が逸れますが、私は静寂な環境の中で、自分の心を見つめる時間は必要であると感じています。

 

 しかし、なかなかその時間がとれないことが多く、静寂の中、ゆっくりと自分の心をみつめ瞑想のようにしていたと思ったら、いつの間にか瞑想ではなく睡眠に入ってしまい、「朝!?おーっ!」ということもあります。

 

 最近ことに時間の経過を早く感じますが、そんな時こそ自分の刹那の心をみつめて、綺麗な、リフレッシュした心で明日に向かうことが大事かなと感じております。

 

 

 お釈迦さまの教えに 四聖諦(しせいたい)があり、「なぜ苦しみが生まれ、どうすればそれを消し去ることができるか」ということが説明されています。

 

 宝石緑 苦諦(くたい)

 生きることは思い通りにならないと理解し、苦しみと向き合うこと。

 

 宝石緑 集諦(じったい)

 苦しみの原因は、物事に執着した煩悩にあると理解すること。

 

 宝石緑 道諦(どうたい)

 涅槃(ねはん)に到達するために、修行の道(八正道 はっしょうどう)を実践すること。

 

 宝石緑 滅諦(めったい)

 煩悩を原因とする苦しみを消し去り、仏教の目指す「涅槃の境地」に到達すること。

 

 ここに出てくる 涅槃 とは、インドの言葉「ニルヴァーナ」を中国語にしたもので、意味は”吹き消すこと”です。

 涅槃とは、欲や怒り、ねたみ、そねみなど、いっさいの煩悩の火を吹き消した、最高の悟りの境地を言います。

 仏教の究極の目的だそうです。

 

 また、八正道 とは、その名の通り苦しみを吹き飛ばすための八つの正しい行いのことです。

 宝石赤 正見(しょうけん)  正しいものの見方、考え方を持つこと。

 宝石赤 正思惟(しょうしゆい)  怒りや憎しみに左右されることなく、正しい意思で判断し、心の行いを正しくすること。

 宝石赤 正語(しょうご)  嘘や悪口を言わずに、正しい言葉を使うこと。

 宝石赤 正業(しょうごう)  殺生や盗みなどせず、正しく生きること。

 宝石赤 正命(しょうみょう)  行儀良くし、規則正しい生活を行うこと。

 宝石赤 正精進(しょうしょうじん)  善いことに向かって正しく努力すること。

 宝石赤 正念(しょうねん)  正しい意識、思いを持つこと。

 宝石赤 正定(しょうじょう)  正しい心を保つこと。

 

 ここで言う「正しい」とは、偏りのない正しさ「中道」のことで、この考え方は仏教では重視されています。

 私個人でいうと、まだ人間が出来ていないので偏りのない正しさの実践は厳しいな!と思ってしまいます。

 仕事である鍼灸は東洋医学であり、陰陽の考え方が基本となります。陰と陽のバランスの取れた状態を心身に対して実現できれば健康になりますよということです。まさしく「中道」です。

 鍼灸治療は、その気や血のアンバランスを調整する手段です。現代でいうところのホメオスターシス(生体の恒常性維持機能)を保つということになりますキラキラ

 

 さて、本題ですグッ

 

 

ベル 貝原益軒 『養生訓』 巻第二 総論 下 六 ~昼寝の禁止~

 

 日の長い時節でも昼寝はいけない。

 日が長いので、人によっては夜になるとすぐ眠ることを心配するだろうが、それを防ぐには、晩食のあと身体を動かし、歩行し、日没の頃から横になって体気を休めることもよい。

 横になっても眠ってはいけない。 眠ると身体にきわめて悪い。

 眠らなくても長く横になってはいけない。 燈灯のつく夕方には起きていなければならない。

 こうすれば夜になっても身体に力があって、すぐに眠くはならない。

 日没の頃、できれば横にならないですむなら、それがもっとも望ましい。

 

 

 江戸時代と現代では生活様式がまったくと言っていいほど違うので、全て参考になるとは言いませんが、就寝するまではダラダラと横になって過ごしてはいけませんよビックリマーク身体に悪いですよビックリマークという教えなのだと思います。

 

 しかし昼寝に関しては前回の『養生訓』のブログでも書かせていただきましたが、生体のリズムによるところが多い自然現象であることを書きました。20分程度の短時間の睡眠やその習慣は、血圧を下げる変化があったり、睡眠覚醒リズムの調整に役だっているのか夜間睡眠の質や量も良好になる場合もあるとの報告もあります。

 また、昼休みに短時間睡眠をとることによって14時くらいに起こる眠気を抑制するという報告もあります。

 

 不眠症など睡眠の質が良好でない現代人には、仕事や勉強の効率を上げるため短時間の昼寝は必要なのかもしれません。

 本来は夜の睡眠がしっかりとれていれば昼寝は必要ないのだと思いますが。

 でも、働いている方で昼寝をとれる人は少ないですよね。

 仕事をリタイヤして、ゆっくりされているベテランの皆さまに関しましては、午前中や午後はしっかり運動や畑仕事や趣味等で身体を動かして、すこし昼寝をとることが実は健康によかったりするのかもしれません。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます!!てへぺろ

 

 

  二葉鍼灸療院 田中良和 (☜当院HPへ)

 

ドメル将軍さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ