俳句エッセイ   義理チョコとバレンタインの日 | 俳句のとりな

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本日は、バレンタインデー。


現役時代に、この日、昼食から帰ると、机の上にチョコレートが。

これは大変と、贈り主を詮索してみましたが、分からずじまい。


後に判明したのは、 同僚にも同じチョコレートが置かれていて、

局、生命保険の勧誘員のPR作戦と。

 

義理チョコの全盛期のことでした。

 

この日、2/14は、269年頃に、殉教したローマの司祭、聖バレンタ

インを記念する日。


小鳥の恋が始まるので、 この日に限って、女性から男性に恋をう

ちあけてもさしつかえないと言われています。

 

日本では1958年頃より、流行したようですが、女性が男性にチョコ

レートを贈る習慣は日本だけのものとか。


ハート型の贈り物の起源は、ローマ神話の女神ジュノーから出たも

ののようです。

 

句会の2月例会へ。

 

会員15名のうち、 14名が出席し、兼題の「春」分を含めて、70句

の投句が。

 

一人、  8句(内1句が特選)を選句しますが、この句座の特徴は、

それぞれの句に万遍なく票が入るところ。


54句が選句されましたが、高得点句は、六点どまりで、2句。

 

俳句は、一人の共感が得られればよいと言われていますが、一

は21句もあり、このうち特選句が5句も。

 

投句したのは、次の5句。

 

・探しゆくまづ一輪の金鳳花

 

・春立つや子の栄達の知らせ受け

 

・子のせがむ父の背中や春の雪

 

・残しおくバレンタインの日のショコラ

 

・鉄塔の狭間抜けくる春疾風

 

今回は、投句した5句すべてが、開き、3句が指導者と句友二人

から特選の評価を得ましたが、ご覧になっている皆さんは、どの

句に票を入れられるであろうか。

 

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別の意味にとられないかを推敲
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