アーモンドの効用
アーモンドは100g中約31mgのビタミンＥを含み、食品の中でもビタミンＥの含有NO.1食品といわれています。ビタミンEは活性酸素による細胞・血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。これは、老化予防に最適です。また、この抗酸化作用により、悪玉コレステロールの酸化を抑制し、心臓病や糖尿病の予防・抑制に役立ちます。
また、アーモンドには豊富な食物繊維があり、腸内環境を整えたり、コレステロールを始めとする余分な脂肪分の吸収を抑制する作用もあります。そして、アーモンドの持つオレイン酸により、善玉コレステロールを維持したまま、悪玉コレステロールを抑制する働きもあります。お腹のリズムを整え、余計な脂肪を排出し、ダイエットにも最適です。
カルシウム、鉄分、リン、カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含んだ健康維持食品と言えます。ミネラルは骨、歯、血中の成分になるだけでなく、男性の方には、精子を多くして子孫繁栄にも役立つと言った役目も担います。
更には、アーモンドの皮には豊富なフラボノイド（ポリフェノールの一種）＝カテキン、エビカテキン、ケンフェロール、ケルセチン＝抗酸化作用の高い成分を多く含んでいます。最新の研究ではアーモンドのフラボノイドとビタミンEを一緒に摂取した場合、LDLコレステロールの抗酸化作用において目覚ましい相乗効果が確認されました。
一日に、２５粒～３０粒程度が妥当です。
