昨年末で引退しましたね。
お疲れ様でした。
とても好きな選手です。
プロとして素晴らしいですよね、有言実行。きちんとファンを楽しませて
きっちり勝つ。ああいうのがお金をとれる試合です。
プロとしての意識が素晴らしいですよね。ファッションにも気を使い、
イメージ作りにも努力する。ビッグマウスで試合を盛り上げる。
でも試合後は紳士。
K-1始まったころの触書は「練習をしないで、夜の街を…」
格闘技をやったことある方ならわかると思いますが、はっきり
いって無理です。それをあえてヒールになって、初期のK-1
中量級を盛り上げた功績は大きいですね!
まあ、全盛期のピーターアーツはほんとに練習しなかったそう
ですが…そういう一部の天才を除いてでのお話です。
技術的にはあくまでも私見ですが、
やはり「パンチ」がずば抜けています。
技術的に多少差があると「キック」で決着がつくこともありますが
あれほどの僅差の一流選手同士だとやはり最後は
「パンチ」ではないでしょうか。
もともとボクシング出身という事もあり、完璧な基本が身について
います。特に右ストレートと左フックは完璧ですね。
そんな中でムエタイのブアカーオ選手がパンチを鍛えてきたときは
もう負けないんじゃないかと思いましたねー。蹴りがNo1の人が
パンチも身につけてきたわけですからね!
クラウス選手を倒した左フックは芸術的でしたね。
通常「フック」というパンチは爆発的な威力がある反面、自分が
打つ時には大きな隙ができるので一か八かという部分が
あります。あの動態視力の素晴らしさは目を見張るものが
あります。
みんなに惜しまれつつやめたい-そう本人はおっしゃっていま
したが、まさにそのとおりですね。
自分はもっともっとみたかったです!
でもこれからは新たな道を行くとのことでこれからも応援
しつづけます!