アミノ酸の基礎 双性イオン | 有機化学勉強会

有機化学勉強会

PC版のブログ内検索機能でトピックを探してください。

水溶液中でアミノ酸はどのような状態で存在するか

 

水溶液のpHによって、アミノ酸の存在状態が変わる。

 

 

イメージ 1

中性付近では双性イオン(B)の状態で存在する。
溶液が酸性になると、アニオンになっていたカルボキシ基の部分がプロトン化され、全体として+1の電荷をもつ状態(A)になる。
一方、溶液が塩基性になると、プロトン化されていたアミノ基の部分から、プロトンがひとつ取れ、全体として-1の負電荷をもつ状態(C)となる。

 

 

つづく。