開幕1ヶ月前。 | オレカツ ~俺達の活動~

オレカツ ~俺達の活動~

大阪club MERCURYにて定期開催される
男性シンガー限定ライブイベント


テーマ:



club MERCURYの出演者の中に『男性サブカル系シンガー』というカテゴリーがあって、そもそもそんな言葉があるかどうか知らないんだけど僕の中でカテゴライズしている。

5年くらい前にはじめて彼らと出会い、それから3年後にオレカツを発足、6年目の今年にOMLを作ったんだけど、この企画はウチから彼らへ最大限の機会提供の場だと思ってる。




さて、様々なカテゴリーに共通する常識もあれば特定のカテゴリーでしか通用しない常識もあって、そういう意味でいうと僕は『男性サブカル系シンガー』の思考回路は未だよく分からない点が多い。

ライブハウスは良くも悪くも二者しか居なくて、それは、演じ手(演者)と受け手(お客様)という構造である。

まず、僕には彼らが『ライブ』をしているように見えなかった。

それは受け手であるお客様に見てもらうという意識が完全に欠落していたから。

正確に言うと、居合わせたお客様を楽しませる為に全力を出していたが、そもそもの大前提である『場を用意する』つまり集客をするという点においての意識は皆無に見えた。

そして実際、彼らは諦めていた。

なんの臆面もなく『男だから』と言い出した時、自分が想像しているより更にステップを落として話していかなければならないと思った。

時には『それだけ言うなら女になれや!』と女装させたりもしたけど・・・まぁアレはアレで楽しかったかな・・・いろんなモンスターを生み出してしまったけど。




誤解してほしくないんだけど、決して悪口を言っているわけではない。

彼らに需要が無く、商売にもならないと見切りをつけていたら今こうしてブログなど書いていない。

いや、実際商売になるかどうかは分からないんだけど、ここは僕の精神構造が関わってくるので今は割愛する。




数年付き合って話をして、僕は『彼らは知らないだけだ』と結論付けた。

アニメやゲーム、ボカロ、特撮などに影響を受けた男性演者というシーンが存在しない中、彼らは大半が女性演者目当ての男性客の前でパフォーマンスしていた。

この構造の逆を作らなくちゃいけない。

話はそれからだ。

こうしてオレカツが始まったわけだけど、発足前と発足後で手前味噌ながら彼らの武器を伸ばし、たくさんの夜を費やして話し合い、同界隈の女性演者から遅れること数年、彼らの中から一部の者達に自我が芽生えてきたし、目的を見出せなかった者が己の足で歩み始めた。

僕はそれだけでオレカツをやった意味があると思っている。

しかし。

ここまでなのか?

オレカツを休止して半年、各演者は水面下で様々なプロジェクトを進めているものの、『アーティスト』という視点では停滞を感じていた。

例えばこの界隈における男性演者の数が絶対的に足りていないという構造上、認知や拡散が進まないという問題点は今も残っている。

そんな中、僕に何ができるかを考えたときに、数年前に構想があったものの時期尚早とお蔵入りした企画を思い出した。




OMLというイベントは既に既報の通り、ステージ上でリアルタイムにジャッジされる、いわばコンテストイベントだ。

僕もバンド時代にコンテストに出て、著名人に公開で叩かれまくったことがある。

その言葉は糧になるものもあればそうでなかったものもあったが、何より公開で駄目出しをされるというのはメンタル的になかなか堪えるものがある。

コンセプト上、演者には公開の前で戦い優劣をジャッジされる場に上がってもらわなければならない。

受け取り方次第だが、分かりやすく言うと、恥をかかせることになる。

プライドを傷つけるかもしれないし、モチベーションを折ることになるかもしれない。

その点に於いて最小人数10名を集めることができるのかが最初の不安だった。

演者にそういった場に上がってもらう以上、オーガナイザーとして誰よりも責任とリスクを背負うべきだというのが僕の持論なので、段取りや金銭リスク、ハコや僕自身の評価、そういったものを全てこのイベントにつぎ込むのが誠意だと思った。




余談だが、僕は安全な位置から無責任に演者に駄目出ししたり意見をする人が大っ嫌いだ。

彼らは演者の人生に責任を負わない。演者がコケようが金をもらえるような連中は『作業のプロ』であれば良く、演者のライブや活動方針に口を出す前にテメエの人生をなんとかしろやって思う。

その点において、僕はまずそこを背負う。

ウチが少しずつノルマ無しに向けて構造改革を進めているのは、演者はお迎えする客でありながら、それ以上に共に成功を目指すパートナーでありたいという考えがあるからだ。




話を戻して。




予想に反して、定員を超える12組の演者が賛同してくれた。

出演意思の連絡は思いのほか早かった。

なかにはサブカル系では無い、POPSフィールドで活動している演者も参加してくれた。

めちゃくちゃアウェイなはずやのに、出ますと言ってくれた。




もちろん様々な事情で出演不可の演者も居た。

彼らには彼らの人生があり、考えがあるので、出演不可に関しては何も思わない。

僕は出演を快諾してくれた演者のことだけを考えれば良いし、この12組のみを推していくというスタンスが明確になった。

それぞれに活動、仕事、プライベートなど事情が違う中でOMLに出演してくれるからには、絶対に何かを残したい。未来に繋がる糧を残したい。




こう書くと演者の為に開催するイベントと思われるかもしれないので、ここに明確に記載しておく。


オレカツは、

お客様に楽しんでほしい

という一点のみで活動している。


当たり前のことなんだけれど、『楽しい』は人それぞれに違う。

僕らは万人を楽しませることはできない。

僕らが面白い、楽しいと感じることを全力で提供した結果、観に来てくれた方が『楽しい』と感じてくれたとき、はじめて成功と言える。

そして、『楽しい』を感じる人が、まずは1人、そしてもう1人、それを数字ではなく、たくさんの1人に楽しいと感じてもらうこと、それのみを考えている。

その為に、様々な間口を持つ12組に集ってもらった。

楽しいと感じないなら無理に来てくれとは言わない。

ただし、一度はその目で、その耳で、その体で感じてほしい。

いかんせん馬鹿ばっかりだから気遣い、気配り、段取りが至らないところも出てくると思う。

それらを言い訳しないし、嫌な想いをさせてしまったら全力で謝るし、より良くなるように必死に考える。

だから、まずは一度遊びに来て欲しい。

受け手として参加してくれたなら、僕はあなたの意見を何時間でも真剣に聞くし、僕の意見を10時間は語るから聞いてくれ。





なんか真面目になったついでに、非常に個人的な本音を加えておく。

男性サブカルシンガー、出会った当時はイベンターからアイドルイベントの賑やかし枠みたいに扱われたし、インパクト重視や出オチ、ネタ枠のように組み込まれることが多かった。

今でもそうだし、事実男性演者は現場の盛り上げと集客力が比例しないことが多い。

彼らに金と時間を費やす価値がないのか?

僕が彼らと同じ男だからだろうか。それが無性に腹立たしかった。

僕はサブカルを知らない。しかし彼らのことは大好きだ。



金にならないと言い捨てたハコ、枠が埋まらないときに使うと言い切ったイベンターをたくさん見てきた。

誰も彼らに場を提供せず、真剣に向き合ってこなかったな。

この2年、彼らは戦い方を覚えてきたし、武器を磨いてきた。

これで駄目ならウチは男性サブカルシンガーから完全撤退するが、もちろんそうなるつもりは無い。



何が起こるか。

まずは 4月23日 にお会いしましょう。

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