@江戸東京博物館@ | オレサマのブログ
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東京都江戸東京博物館は、東京都墨田区横網にある東京都立の博物館。指定管理者制度により、東京都歴史文化財団グループ(公益財団法人東京都歴史文化財団、鹿島建物総合管理株式会社、アサヒビール株式会社の共同事業体)が管理・運営する[2]。
江戸東京博物館
Edo-Tokyo Museum

施設情報
正式名称 東京都江戸東京博物館
専門分野 江戸、東京の歴史と文化
事業主体 東京都
管理運営 公益財団法人 東京都歴史文化財団
建物設計 菊竹清訓
開館 1993年3月28日
所在地 〒130-0015
東京都墨田区横網一丁目4番1号
位置 北緯35度41分48秒 東経139度47分46秒・ / ・北緯35.69667度 東経139.79611度
公式サイト 江戸東京博物館
プロジェクト:GLAM
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概要 編集 JR両国駅から徒歩3分、国技館の隣に位置する。分館として、小金井市の小金井公園内に江戸東京たてもの園がある。失われていく江戸、東京の歴史と文化に関わる資料を収集、保存、展示することを目的に、「江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館」として平成5年(1993年)3月28日に開館した。
建物の設計は菊竹清訓で、地上7階、地下1階の鉄骨造構造。地上部分の高さは約62mで、江戸城の天守閣とほぼ同じである。隣接する国技館との調和を考え、高床式のユニークな構造の建物になっているが、東京下町の景観を損ねているとの批判もある[3]。
1階に企画展示室、3階(屋外)に「江戸東京ひろば」、5階と6階に常設展示室があり、常設展示のほか、年に4、5回の企画展示や催し物などが開催されている。吹き抜け構造の5・6階に設けられた常設展示室は江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれる。江戸ゾーンには絵図、浮世絵などの資料や、日本橋(縮尺1/1)や中村座(縮尺1/1)の模型、長屋の大型模型、可動模型、持上げ可能な千両箱などの展示物が設置されており、庶民の日常生活、火消し、食生活、文化など、城下町としての江戸に関する展示が行われている。東京ゾーンでは明治維新、文明開化、関東大震災、東京大空襲などの展示がある。定期的に『江戸東京博物館NEWS』を発行している。
江戸時代城下町のジオラマ
図書室(7階)、映像ホール(1階)や映像ライブラリー(7階)などの学習施設なども設置されている。
これまでの特別展では、江戸や東京の文化をテーマとした企画展を中心としながらも、考古学から手塚治虫(2009年)や水木しげる(2004年)などの漫画家、フランスやロシアなど海外の美術品に関する展示まで、幅広く行っている。
現在の館長は藤森照信。
改修工事に伴い、2017年10月1日から2018年3月31日まで全館休館となる予定(なお、特別展示室・ホール・楽屋は2017年9月1日からの休館となり、特別展示室・貸出施設は2019年3月まで休館となる)[4]。
文化財 編集 所蔵品のうち、以下のものが国の重要文化財に指定されている。
萌葱地(もえぎじ)葵紋付小紋染胴服(附:今村家覚書 1巻)今村家伝来
阿蘭陀風説書 寛政九年
旧江戸城写真ガラス原板 29枚
壬申検査関係ステレオ写真ガラス原板 257点
利用情報 編集 2010年5月16日現在の同館公式サイトによる。
交通:
JR総武線 両国駅 西口下車 徒歩3分。
都営地下鉄大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分。
都バス:錦27・両28・門33系統 「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車 徒歩3分。
スカイツリーシャトル東京線(JRバス関東・東武バスセントラル):東京駅八重洲南口JRハイウェイバスのりば、東京スカイツリータウン、東武ホテルレバント東京(錦糸町駅北口)から運行 「両国・江戸東京博物館」下車 徒歩5分。
首都高速6号向島線 駒形出口、同7号小松川線 錦糸町出口より約10分(有料駐車場あり)。
開園時間:9:30~17:30(土曜日のみ19:30まで) ただし入館は閉館の30分前まで。
休園日:主に月曜日・年末年始(ホームページで確認のこと)。
観覧料:
常設展:一般600円、65歳以上300円、大学生(専修・各種含む)480円、高校生・中学生(都外)300円、都内在学または在住の中学生・小学生以下無料、団体割引あり。
特別展:常設展観覧料よりも高く設定され、特別展のみの観覧券と、特別展・常設展の両方が観覧できる共通券とがある。
ギャラリー 編集 日本橋(2010年10月9日撮影)
日本橋から展示場を見る(2010年10月9日撮影)
日本橋の模型(2010年10月9日撮影)
日本橋の下から展示場を見る(2010年10月9日撮影)
隅田川と日本橋(2010年10月9日撮影)