頭も心も軽くなる


コンニチハ。

先日、美容院に行ってきました。



3ヶ月も経てば

生え際には白髪が目立ち始め


旦那はんには

「ばーば」と呼ばれ出し。




今回はカラーだけにして、



これから暑くなるし

結べるくらい伸ばそうかなーと思ってたけど

結局、いつものボブスタイルに。




短めの襟足も前髪も

やっぱり好きなのです。





私は美容院では

雑誌は読まずにオシャベリ派。



美容師さんとの

3ヶ月ごとの近況報告も楽しみですが




美容院に予約をするときは、

何かしらリセットするタイミングでもあり



不思議と毎回、

そこで聞く言葉や

それを受けて感じたり溢れたりすることが


良い指針にもなります。




 自分らしさと正義の味方


今回は、話のテーマが

「自分らしさ」に。




なんでも、身近な方が

「自分らしく生きたい」と

家族との暮らしに幕を下ろしたそうです。





「いやいや今までも充分

自分の世界を生きてたじゃん!」

と感じてたのでビックリしたと。





本人にしかわからないしがらみが

あったんですかね。





私自身、今あらためて

「どう生きてくか」を

日々じんわりほんのり

問答中ですが




「自分らしく」からは逆に

離脱しました。




「風の時代」って言葉を

そこかしこで見る様になってから



自分自身は

まるで逆行してるよな気もしたけど



何処かでそれを認めたくなかった。



何故だろ。



多分

「乗り遅れる」とか

「追いてかれる」とかが

「カッコ悪い」と思ってたからだ。




でも、逆光すること

怖くはないんだよな。




逸れてみるのも全然アリだと。




素直に「乗ってるなあー!」と感じる

キラキラ眩しい人達も居るけど




「どうしたらそうなれるのかな」

「私の強みって何かな」

「私らしさって何かな」




なんて誰かと比べて考えると

「自分らしさ」をムリクリ作り上げようとする。




自分らしく生きるつもりが

自分探しの自分ジプシーになって

さして向いてもないことに執着したりもする。





「♬探すのをやめた頃

見つかることはよくある話で」

    





「自分らしさ」とはまた別で

誰かからの「あなたらしくない」なんて言葉で



「え?私ってそんな風に写ってたの!」と

思うこともありますね。




この日も、美容師さんから

思わぬ言葉を聞きました。





かなり前、今の店舗とは別の場所で

美容室を営業してた頃



お店の前の路駐に困ってた頃がありました。




ある日も、予約の時間に伺うと

今まさに路駐した車から運転手が出てきたところ。



「すぐそこにコインパーキングありますよ。

近隣の方から苦情を言われるのはお店の方なので。」



って、言ったんですわ。私。



ドライバーは「あ、すぐ済むので」と

聞く耳持たずでしたが


そのことをずっと覚えててくれてた様で



「私の中では、もう、正義の味方なんです。」



と言われました。




ほんの数分だから、と

路駐しちゃう気持ちはわからなくもないけど



私がなんだかなーと思ったのは

路駐してまでもその人達が行くのは全く別の店で

そこに対して思うことはないの??ってことだった。



それも含めて

「正義の味方」なんだと。






「そうか、嬉しいじゃないか。」



そう思うと共に


その良いイメージをずっと持ってたいとか

その期待を裏切らない自分で居たいという


そんなヤラシイとこもあるんだよな

ヤダわー私…



とも思ってた。




だけどこの日、

時間を越えて振り返って、




「そもそも、良いイメージ持ちたいとか

期待に応えたいとか、そゆこと度外視で

おかしいと思うと言っちゃうんだよな。」と



自画自賛でも自戒でもなく



「そんなヤツだな私は」と



ただ、思ったのでした。