日常生活の中で、みなさんはどのぐらい質問をしていますか?
なぜなら、それは対象に興味を持っているという意思表示そのものだからです。
「愛の反対は憎しみではなく無関心」という言葉があるように、関心を持つことは人間関係において重要なことです。
では、質問をたくさんしていれば良いのかというと、そうではありません。
問いには質があり、質の高い問いがあってはじめて良い問答だと言うことができます。
私の実体験をお話しすると、入社してすぐの頃は美容業界のことについて分からないことが多く、理解できないことはすぐに質問するようにしていました。
分からないことが分からないという場面も多く、とにかく誰かに答えを教えてもらえたらそれで良いと思っていました。
しかし、最近になって
「この質問はしなくても良かったのではないか」
と後になって気付くことが多くなりました。
ちょうどその頃、上司から
「ちゃんと考えて質問してる?」
と指摘されることがあり、自分が最近感じていた違和感の原因を知ることが出来ました。
初めの頃は分からないことはすぐに解決するのが良いことだと信じていたので、とにかく質問をするようにしていました。
それは、間違いではなかったと思います。
しかし、数ヶ月が経ち分かることが増えた今、同じような質問を投げかけるのは明らかに間違っていると思います。
知っていることが増えたということは、それだけ考える力がついたということです。
全て相手任せにする質問は卒業し、まずは自分で考えるワンクッションを設けてから質問することが必要だと気付きました。
考えた結果生まれた「質の高い質問」をすることで、より良い学びが得られるのではないでしょうか。
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