さて、財表の勉強を始めたわけですが、初めは授業が簡単すぎてちょっと退屈でした。

もっとも、2級くらいの人を対象とする授業だから当然といえば当然。


ただ、12月あたりから知らないことも出始めたり、定期試験でも上位から外れ始めて

やはりそれように勉強しなければならないことを感じ始めました。


時は12月なので、簿記論は一般を始めるのは遅すぎるし上級はさすがに厳しいと思ったので、

Oの演習中心コースにしました。


日商簿記からずっとDだったので、Oのやり方とはちがうし試験の傾向がちがうので、簿記論の初めの頃は本当に苦労しました。


平気で平均点マイナス10点とか取っていたし、講師のコメントも「勉強の仕方を考え直して」とか書かれました。(^^;

この状態が全統あたりまで続いたでしょか。

全統前後からやっと平均点に届き始め、直前答練で平均プラス10点というのが一度。

財表はコンスタントに上位20~30%をキープしていましたが、こういっちゃ何ですが生徒のレベルがDは少し低かったような気がします。(^^;;;;


その年の勉強方法は、職場に毎日教材を持って行き、授業がない日で疲れていても必ず自習室に寄って勉強するようにしていました。


計算は簿記か財表の総合問題を一日最低1問。

財表の理論は、ひたすらキーワードを覚えました。その頃は税法と違って、よくキーワードを書いて覚えてました。

ちなみに、税法になってからは、黙読の方が効率的なので書いて覚える方法は止めましたが。


そんなことをしているうちに本試験となりました。

初めての試験の前はさすがに緊張したことを覚えています。

でも、試験が始まったら、なぜか冷静になり、簿記は1問目が簡単だったので、ここは慎重に!と念じながら見直しまでしました。

2問目もまぁ解きやすかったですが、ひとつふたつ処理が分からない所があったので、そこを飛ばして3問目に。


すると3問目が訳分からない。

見たこともない仕訳が一部書いてあって、これを完成させろだの、質問の意味が分からない個別問題もあり。

分かる所だけ埋めて2問目に戻り、分からないながら勘で処理しました。


結果、自己採点で25-23-5くらいでした。



財表は確か理論が繰延資産など順当な所が出たので、結構書けた記憶があります。

計算もそれなりに解いて、確か自己採点で60数点だった気がします。(あまり記憶が定かではないです)


どちらもボーダーだったので、どちらかひとつ(多分財表)受って、来年は落ちた方(多分簿記論)と一緒に消費を受けようかと9月からは消費の一般と、つなぎのために財表の上級演習を受け始めました。


そして4ヵ月後・・・なんと両方「ゴウカク」でした。\(゜□゜)/

でもその後、税理士試験にはまり始めることとなるんですけどね。



               続く・・・