僕はクセ毛だ。

そこまでくるくるでもないけど、まぁそこそこのクセ毛だ。

 

昨日も書いたように、若い時はストレートにしては自己満足に浸っていた。

 

美容室で働き始めたあたりから、自分にはストレートヘアが似合わないと気づき、パタッとサラサラヘアをやめてしまった。

 

そこからはもっぱらストレートやる側。

 

セミナー活動している講師さんや、矯正専門店の方にかなうわけもないが、それなりにアイロンは練習してきた。

 

薬剤のなんたるか、を知る由もなかったので

とにかくストレート施術はアイロンありきだ!っていう考えのもと、色んなクセをただただ伸ばしてきた。

 

伸びが甘かったり、戻りがあったら薬じゃなくて技術のせい、そう考えてやってきた。

 

そのおかげで今アンセスの講習活動をさせていただいてても、自信をもって酸性のアイロン施術をお伝えできていると自負がある。

 

こういう時代だ。インターネットで検索すれば、人それぞれの理論、考え方や方法がある。

だから自分達が絶対正しいなんてことは言わない。

 

ただ自分達は間違えない、そう考えてる。

 

それぞれに正解があるのだから、それでいいじゃないか。

 

他者の批判ほど、見ていて心が寂しくなることはない。

 

閑話休題。

 

タイトルの「伸ばして、ちょっと曲げてみた」は所謂ストカールのこと。

講習させていただいたのでプロセスと結果を載せてみる。

 

【モデル】

 

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カラー毛で全体に緩くクセがあり、膨らみやすくパサっとした感じ。ダメージは一般的なレベルで、ケアが行き届いており綺麗な状態。

 

【薬剤】

〈前処理〉ファイラメ

〈1剤〉アンセスアシッドクリーム6.8+GMT+SP(10:1:0.5)

〈2剤〉BS10クリーム、カール。(それぞれポリフラボ10%添加)

 

【プロセス】

根元から毛先までワンタッチで1剤を塗布し10分放置。中間水洗、バブリング後、根元〜中間までウェットアイロンで伸ばす。

 

毛先は軽くアイロンを通し表面を整える。

 

毛先を再度軽く湿らせワインディング(テンションは少しかけて)デジ機にて70.80.90度の3.3.5分の加温。

 

クーリング後、ワインディング部分にカール2剤を塗布、ストレート部分にクリーム+カール(3:1程度でアプリケーターで出しやすい粘性にしたもの)を塗布。15分放置で終了。

 

【結果】

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ストレートにしたいところ、カールをつけたいところ、狙い通りにできたかと。撮影が下手なんでわかりにくいけど、やっぱツヤ感がとんでもないのと、手触りの柔らかさはアンセスの魅力だなぁって再確認。

 

もう当たり前のメニューになってストカールも酸性のアンセスですると、まと一味違う仕上がりになります。

 

是非。

 

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