2025/03/12
こんなことがあった。
ビーチに近くにあるお宿を訪ねて数泊した。
ビーチを散歩したり泳いだりするには最適の宿だ。
その宿の近くにムエタイのボクシングジムがある。
海外からたくさんの練習生が来ている大きなジムだ。
お宿にはそのジムに通うべく練習生がたくさん泊まっていた。
その宿が歩いて数分の距離にあり便利で安いからだろう。
ビーチリゾートとして有名なこのあたりにはリッチな人しか泊まれない非常に高い宿泊料の宿しかない。比較的安いこの手の宿はその3キロ四方にたった3軒あるのみだ。
この宿からあぶれた人は、お金がなければ、そこから2キロほど離れたその2軒の宿に行くしかない。その2軒の宿の存在は、宿泊予約サイトのアゴダに出ている。
ぼくは2軒のうち1軒の宿屋の主人を知っているのでこういった。
「大きなムエタイジムがビーチ近くにあって、ジムの練習生の多くはその近くにあるお宿に泊まっている。彼らはそのうちあなたの宿の大事なお客さんになるでしょう」
特に確証があるわけではなかったが、なんとなくそう思ったので言ってみた。
その話をした数日内に3人のジム練習生がその宿に予約を入れて泊まったと知った。ジム練習のための長期滞在者として。
たまにこんなことがある。なんとなく思ったことが現実になる。
例えば、
・国際線のビジネスクラスのシートが倒れてベッドになる
・スマホは2つ折り画面のガラケータイプのものから1枚板の画面のものが主流になる
その通りになっている。
緻密なリサーチの末にある結論に至ることも重要だが、なんとなく思ったことが現実になっていくこともある。深層意識がとらえている「現実」が口をついて出てくるのだ。
深層意識の活動や能力を育てることも重要だと思う。
今日、正木和美さんの著作(ブログ)を読んでいたら類似の経験を語っていた。
古代ギリシャで行われていた神託(オラクル)を彷彿とさせるすごい能力だ。後から何を言ったか覚えていないというのもなかなかいい。
「はっ」と思ったので以下再掲したい。
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さらに驚いたことに、翌日の一月八日、会社の食堂で昼食をとっていると、一人の部長さんが私のテーブルに来て、お礼を言われたのである。
『先日はありがとうございました。
本年一月五日の新年会の相談のために、一二月二一日に先生のお部屋へ伺った時、先生が
「陛下は一月七日に亡くなられることになっていますから、一月五日の新年会の準備を安心してやりなさい」
とおっしゃったので、七、八〇〇人分の食事等の準備を、中止の心配なくできました』
と、大きく頭を下げた。
私はそのことも、まったく忘れていた。
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