2025/11/29
もともとのこのブログの名は「南国タイで心身のウエルネスを考える」だった。
それが単なる日々の出来事をつづる日記になって久しい。
さて、
プーケットもやっと乾期に入ったようでここ2日ほどは日中は晴れて太陽の光を浴びられるようになった。
それで朝、涼しい木陰で2時間ほど日光浴をしている。(南国で直射日光を長時間浴びるのは、き・け・ん)
間接光でも数日たつと浅黒くなってくる。
そしたら、何かずっと鬱気味だったのがいきなり元気になったと感じるようになった。
なぜかと思いGrokさんに聞いてみた。
回答:太陽の光は「自然の抗うつ剤+目覚まし+栄養補給」の役割を同時に果たしているのです。
スッキリとしてすばらしい回答だ。
詳細は以下。
太陽の光を浴びると「元気になった」と感じるのは、複数の科学的メカニズムが同時に働いているからです。主な理由をわかりやすくまとめます。
1. セロトニン(幸せホルモン)の分泌が急増する
太陽光(特に青色光成分)が目(網膜)に入ると、脳内のセロトニン神経が直接活性化され、セロトニンが大量に分泌されます。
セロトニンは「幸せホルモン」「元気の源」と呼ばれる神経伝達物質で、気分を安定させ、前向きにし、集中力や活力が高まります。
曇りや室内にいるとセロトニンが減少し、気分が落ち込んだり疲れやすくなったりします(これが冬うつの主な原因の一つ)。
朝に日光を浴びると特に効果が高く、10〜30分で明らかに気分が上がる人が多いです。
2. 体内時計(概日リズム)がリセットされて覚醒する
朝の太陽光は、脳の視交叉上核(体内時計の中枢)に「今は朝だ」と強く信号を送ります。
これにより、眠気ホルモンであるメラトニンが抑えられ、代わりに覚醒ホルモン(コルチゾールなど)が適切に分泌されます。
結果、頭がスッキリし、体が活動モードに切り替わり、「元気になった」と感じます。
逆に朝日を浴びない生活が続くと、体内時計が狂い、日中もぼんやりしたり疲れやすくなったりします。
3. ビタミンDが皮膚で作られ、間接的に元気をサポートする
紫外線(UVB)を浴びると、皮膚でビタミンDが合成されます。
ビタミンDはセロトニンの合成にも関与しており、不足するとうつ症状や疲労感が出やすくなることが多くの研究でわかっています。
特に日本人の約7〜8割はビタミンD不足と言われており、日光浴で補うと「体が軽くなった」「気分が明るくなった」と実感する人が非常に多いです。
補足:どれくらい浴びればいいか
• 朝の10〜30分(顔・腕・脚を出して)が最も効果的です。
• 窓越しでもセロトニン効果は得られますが、ビタミンD生成はガラスで約50〜90%カットされるので、外に出るのが理想です。
• 夏の強い日差しでも、午前中なら15〜20分程度で十分です(過度な日焼けは逆効果)。
要するに、太陽の光は「自然の抗うつ剤+目覚まし+栄養補給」の役割を同時に果たしているのです。だからこそ、外に出て太陽を浴びた瞬間、多くの人が「生き返った!」と感じるのです。
特に現代人は室内生活が多いので、意識して朝日を浴びるだけで、心身の調子が劇的に良くなる人が本当に多いです。ぜひ試してみてください。
プーケットで初めての雨期生活をしてみて、この時期はちょっと体調管理と鬱対策をしないといけないなと感じていた。
それが乾期に入っていきなり、「ちょっとだけハイ」(テレビドラマ「ちょっとだけエスパー」にかけてみた)な状態になって喜んでいる。
天候がかわっただけでこんなに人生違って感じられるのかを知ってちょっと驚いてもいる。
もちろん、葉っぱもお酒もいらない。完全無料。笑
