BCASカードの共有について考える | おらどやのブログ

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現在メインPCと録画専用寝室マシンで1つのBCASカードで運用している。
もちろん同時に使うことはない??まぁ、ここらへんはおいといて。

構成としては、録画用マシンにカードリーダーをつけてBCASを設置し、メインマシンで録画用マシンのBCASカードを参照しにいってる。

設定はいたって簡単で、BonCasLinkをダウンロードして、双方のマシンにいれる。
BonCasLink Ver1.10

カードリーダーがついてるPCでは、BonCasServer.exeを起動。(スタートアップにでも登録しておくといい)
特に設定も必要ない。

そして、クライアントとなるPCでは、BonCasProxy.exeを起動。(スタートアップにでも登録しておくといい)
こいつは設定が必要で、BonCasServer.exeを起動したサーバーのIPアドレスをクライアント設定で登録する必要がある。
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これで設定は完了。
とまぁ、ここまではどこのHPでも説明してるが、では、グローバルネットワーク(インターネット)を介して共有を安定的にするにはどうするか?
BonCasLinkでは、グローバルIPには対応しているが、ドメイン名には対応してない。
なぜドメイン名で対応させたいかというと、グローバルIPが固定ではないので、ダイナミックDNSを利用して、ドメイン名でアクセスできれば安定稼動できる。

そして考えた結果が、VPNの利用だ。
まず簡単な構成を書く。

A.カードリーダーにBCASを挿入し、BonCasLinkにてBonCasServer.exeを起動しているマシン
 IPは192.168.11.10

B.Aのマシンとは別の場所にあり、グローバルでしかアクセスできない。カードリーダーを搭載しておらず、BonCasLinkにてBonCasProxy.exeを起動することは可能

このA,BのマシンでBCASカードを共有する設定を紹介する。

まず、VPNの設定だ。
ルーターにPPTPおよびVPNパスするー機能がついてる場合はそれを使えばいい。
ついてない場合は、以下の手順。

1.ルーター設定にて、以下のポート変換設定を登録
WAN(グローバルからのアクセス) TCPポート:1723 があった場合に、192.168.11.10に転送する。
WAN(グローバルからのアクセス) ポート:47 があった場合に、192.168.11.10に転送する。

2.192.168.11.10にてVPN着信設定を行う。
コントロール パネル\ネットワークとインターネット\ネットワーク接続
を開き、ファイルから新しい着信接続を選ぶ

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適当にユーザーを作る。
ここでは、ID=test , PASS=testとして作った。
そして、インターネット経由を選択、最後にアクセスを許可をクリックする。
これでVPNの着信接続の設定が完了した。

これでクライアントから接続があった場合に、認証に成功すれば、ローカルのIPでBonCasServerにアクセスできる。

続きと詳細な画像はまた。