imagine | おっぽの会ブログ

おっぽの会ブログ

保護犬・保護猫達の日常の様子、お世話の風景など

こんにちは

てんまです

認知症やご高齢の方とペットについて


私自身の経験を踏まえて

私なりの考え方があったので

シェアさせて下さい


我が家のお隣さんは

一人暮らしの70代の女性でした

3ヶ月程前

認知症で施設に入られました

その経緯は私達家族にとってとても困難な経験でした


なぜなら

2年程前から

物がなくなったと言っては

うちが泥棒扱いされ

チャイムを鳴らし続けられる日々

警察沙汰になったことも多々


様子がおかしいなというところから

認知症について調べ

お隣さんが認知症だということを証明するために

包括支援センターに連絡をとって

でも本人が認めようとしない

遠方で暮らすご家族の方に連絡をとっても放置でした


ある日一人で庭に居たら

お隣さんが物凄いけんまくで怒鳴り込んできました

そして言いたいだけ罵声をあげて帰っていきました

罵声罵声罵声

全くの濡れ衣

私はもう涙が溢れて溢れて

恐くて動けませんでした


誰が悪いのかももはや分からない


この込み上げてくる虚しさを

ぶつけるところもない


責任という言葉が機能しない


そんなお隣さんも

1年程前まで高齢の猫ちゃんがいました

最後までちゃんと看取られたようでした

それは何よりも幸いだったと思います


夕方になるといつも

お隣さんが猫ちゃんを呼ぶ声がして

それに応えるように

外にお出掛けしていた猫ちゃんの声がする


一人でひっそり暮らすこのお婆さんにとって

この猫ちゃんの存在はどれ程の安らぎを与えただろう

そして猫ちゃんにとっても

お婆さんが自分の名前を呼ぶ声に

どれ程の愛を感じて生きていたのだろう


そう想像するだけで胸が熱くなります

そんな気持ちをもって

隣人として

お婆さんと猫ちゃんの様子を見守っていました


私はこの一連の出来事を通して

人が認知症になっていく様子の変化

それに対して周りの人間がどう対応するか

国はどんなサポートをしてくれるか

たった一例に過ぎないが経験させてもらいました


認知症やご高齢の方とペットの問題は

ケースバイケースで

全てに通じる正解を求めるのは難しい

でもそんな時こそジョン・レノンです

そう

imagine

想像力を働かせて

イメージしてみる

興味関心を持ち

人一人の生きた一コマを

動物一匹の生きた一コマを

想像してみる

飼い主とペットのかけがえのない豊かな時間が必ずあったと思う

心の中でそれを想像して

そっと讃える


 

そんな気持ちで第三者が介入していく


優しいイメージができたら

きっと愛のある行動ができる


理想論に聞こえるかもしれませんが

愛をもった行動は

必ず愛のある実がなると思う


おっぽの会でも愛の実がなってます


 


こういう夢みがちな人間が

たまにはいてもいいよね


人間と動物がより良く生活できるような世界を目指してボランティアを通して学びを深めてみませか


ボランティア条件

6時〜17時の間で

◉1日3時間以上、週2以上来れる方もしくは
◉1日5時間以上、週1以上来れる方
◉猫アレルギーのない方
ご飯のお世話
お散歩
猫舎犬舎のお掃除
洗濯や在庫補充をお願いします
DMへ①お名前②連絡先③交通手段を明記の上、不明点も合わせてお問い合わせください