今年も冬の季節がやって来ましたね〜
シェルターでは夜にはダウンがいる寒さになって来ました
そんな中、
元気ハツラツけどさんは夜になってもこの薄着
(⚠️つい最近まで半袖)
まさこは寒がるくせに年中裸足
シェルターでは見慣れた光景ですが
ふと客観的に見ると温度感やばい2人です
シェルターには結束バンド付きの老眼鏡をしているK子さんもいますよ
(怒られそうなのでお顔隠しで)
みんな当たり前のような顔して個性的です
おっぽの会は犬猫も個性的なだけに集まる人もなかなかに面白いです
多数派の考えを正解とするのではなく
自分が「どう思うか」「どうしたいか」
「違う考えも尊重できるか」
当会は引き取り手が少ない
重い障害を持った子だったり
超大型犬だったり
特定犬種だったり
一般的には尻込みしてしまう子たちを率先して代表は引き取ります
そして私たちスタッフも代表の当たり前が自分の当たり前となり
五体満足でなくても病気があってもその子の個性だと普通に受け入れます
保護犬・保護猫を知らない人からすると
何か欠けていたり持病をかかえていることが
「普通じゃない」と思うそうで
そうか、そう見えるのかと気付かされます
色んな人と話すと色んな視点から物事を考えられるようになるので面白いな〜と思ったり
世間の人たちとしては
保護犬保護猫は、引き取ってもらう立場だから
「タダで譲ってもらえる」
という認識が圧倒的多数派でした
確かに知らない人からするとそうなると思います
なぜ譲渡金がかかるか話すと
「そりゃもらわないと成り立たないね」
と納得してもらえます
当会では、レスキューしたらなるべく早く病院へ連れて行き獣医さんに診てもらいます
必要であれば通院しますし入院もします
高度医療や専門医療が必要になればお金がかかっても連れて行きます
さて、
病院に連れて行ったお金は誰が払うのか
どこから捻出するのか
そもそも保護犬・保護猫だから医療受けさせる必要ない
いえいえ、
保護犬・保護猫も家庭のわんにゃんと同じ
一つの命です
シェルターの子だから必要な医療が受けさせてあげられないなんて悔し過ぎる。
とは言っても
当会は会社ではなく非営利のボランティア団体です
たまに誤解されている方もいらっしゃるようですが
当会は人間の私服を肥やすために事業をしていません
あくまでもボランティア団体
それでも譲渡金をいただきます
中には何十万とお迎えにかかる子もいます
なぜなら、その子たちにそれだけ医療をかけてきたからです
その子にかけた医療費を譲渡の際にいただいております
保護犬・保護猫に関わらず
純血腫は血が濃い故に弱く病気持ちの子も多いです
一時的に入院や手術代がかかり高くなっている子もいますが
大体の子は
譲渡金が高い=今後も医療費がかかる
ということだと思います
その子をお迎えするには
その覚悟がある方でないと
お迎え後に犬猫も里親さんも
不幸になることになります
そのため、
譲渡金を大幅に下げることは
犬猫にとっても未来の里親さんにとっても
マイナスだと思います
そもそも、
譲渡金を下げるということは
会がマイナスになるので
他の子の医療を受けさせてあげられなくなることになります
必要だと思う医療は受けさせてあげたいですし、
シェルターで最後を迎える子も少なくありません
当たり前ですが、その子たちは会が全費用を負担することになります
持病が重くて里親さんが決まらない子だって見殺しにしたくありません。
当会の里親さまには譲渡金はそのような子たちの医療費にも充てさせていただくこともご納得の上で、お迎えいただいております
里親さまには、お願いすることも
シェルターのことをご理解いただくことも多いですが
当会のことを理解しようとしてくださる素敵な方々で
ご縁に感謝だとつくづく思います
ただ、OMUSUBIからせっかく応募いただいても
お断りさせていただくケースも少なくありません
決して人格否定をしている訳ではなく
当会が犬猫が幸せになるために必要と思う環境ではなかったり
考え方が異なっていたりということですので
相性が合わなかったと思っていただけたらと思います
保護団体は沢山あり
それぞれ方針も違いますので
どこかで里親さんを待っているご縁があるのだと思います
↑このルーク顔長っ!
おっぽの会の子たちは自慢の子たちです
もっと知ってもらってご縁が一つでも多く繋がりますように〜〜
今後とも応援よろしくお願いします