学校給食 鯨の竜田揚げ
【 昭和40年代の学校給食を想う!鯨の竜田揚げ・ソフト麺・揚げパンが好きだった♪ 】
学校給食
小学生の娘が、こんなことを言ってました。
娘 「今日は、なんか、スッゴイお腹が減ってて、給食の“みそラーメン”
を 残さずに、全部、食べちゃったよ~ッ!」
私 「なぬ? 今どきの学校給食には、ラ、ラーメン なんぞと、
こじゃれた 食いモン が出るのか~?」
娘 「でもね、ラーメンって言っても、自分で お汁に、ソフト麺を
入れるんだけどね…」
私 「ほえ? 今、なんと? “ ソフト麺 ” って言った?」
娘 「そぅだよ」
私 「ソ、ソフト麺と言えば… もしや…
スパゲッティとも うどん とも、つかぬ
なんとも中途半端な食感の…
ビニール袋ごと温められて出てくる…
あ、あの、スットコドッコイな 伝説の麺 のことかぁ?」
娘 「パパも食べたことあるの?」
私 「ああ! あるともさ!」
懐かしいな~ぁ 『 ソフト麺 』 今の子どもも食べてるのか~ぁ
思い起こせば、35年以上も昔のこと…
昭和40年代の小学生たちは、写真のような給食を食べていましたっけ。
さて、今日のBLOGは、給食の話で盛り上がりたいと思います。
給食にまつわる話 となると、話題は尽きません。
給食当番の時、大きなズンドウに入ったシチュウを、2人で持ちきれなくて、
廊下に、ぶちまけてしまった。 という、悲惨な事件もありました。
(あの時は、他のクラスから、少しずつシチューを分けてもらったさ。)
当番の友達を手伝って、余った牛乳を流し場に捨てる際…
牛乳瓶のクチを思いっきり手のひらで、たたくと、
牛乳瓶の底が「パカン」と割れて抜けるのです!
それが面白く、ちょうしコイて、何本も割っちゃった事も。
(はい、その後、当然 廊下に立たされました。)
給食のおかずで、ナンバーワンと言えば…
やはり、何と言っても 『 鯨の竜田揚げ 』
これを、どうしても家で、思いっきり食べてみたい! と思った私は
食べ残しを、こっそりと、家に持ち帰り、
『これと同じものを、たくさん作って~ェ』 と、親に、せがんだりもしました。
(ちなみに、上の写真は、鳥モモ肉です。
なんたって、クジラのお肉は高価ですし、入手困難!
でも、さすがに、鳥肉じゃぁ クジラの旨さは、出ませんでした。 泣;)
カレースープも、よく出ましたね。
当時の給食は 『 完全パン食 』
カレーライスは、出ませんでした。
だから、スープにパンを浸して、よく食べたっけなぁ
(上の写真、本当は、もっと黄色くて薄いスープにしたかったのですが…
ボンカレーをもとに作ったら、かなり濃い目のスープになっちった。 泣;)
この “キャベツの千切り” には… ちょっと、ほろ苦い想い出話があるのです。
小学校低学年のころ、クラスに、めっぽう食べるのが遅い子がいました。
おかっぱ頭で、クリクリ目。 ちょうど昔の“ぬり絵”に出てくるような雰囲気の、
身体の小さな女の子でした。
給食の後の掃除の時間、机と一緒に後ろに下げられても、ひとりで、
モグモグしていました。
私は、ホウキを持ったまま、その子の所に近づき、
『まだ、食べ終わんね~のかぁ?』 と言うなり、
その子の給食のキャベツの千切りを、手でつかんで、自分のクチに押し込んだ
のです。
その時の、自分の気持ちは、何だったのでしょう…?
冷やかしだったのか…?
正義感だったのか…?
哀れみだったのか…?
妹を思うような気持ちだったのか…?
ただ、間違いなく言える事は、私自身も、キャベツの千切りが
死ぬほど苦手 だったのです。
もう、大変です!
その日、私は、掃除の時間も、友達と帰る道すがらも
誰ともクチをききませんでした。
なぜかって?
クチの中が、飲み込めないキャベツで、満杯だったのです。
家の近くの川で、キャベツを、吐き捨てるまでは…
それから、何年もの後、同窓会の帰りに、彼女が事故で亡くなっていた事
を耳にしました。
瞬間、私は信じられないくらいに動揺しました。
そして、目に映る景色が、どうしようもなく潤んで見えてきた時に
あの頃の、自分の気持ちが、何だったのかが、分かったような気がしました。
給食のパンには、食パン、普通のコッペパン、黒パン、揚げパン、きなこパン
色んなパンが出ましたね。
レーズン入りのコッペパンが出た時は、レーズンだけを、むしり取って、
誰が一番多く、むしったか? なんて競争したり…
あなたは、どのパンが好みでしたか?
ミカンは、丸ごとの冷凍ミカンも出ましたが…
2つに切られたミカンを、よく食べた気がします。
給食室で湯気につつまれ、でかいシャモジで大鍋の中をかき回している
給食のおばさんに 『なんで、半分なの~』 と、問いただすと、
「決まってるでしょ! 節約だよ!」
って、ド直球の答えが返ってきましたっけ。
この、瓶入り牛乳の写真は、苦労しました。
今どき「瓶入り」を見つけるのは至難!
近所のスーパーやコンビニには、紙パックしか売ってないんです。
昔ならば、町のどこかに、牛乳屋さんが、必ず1軒や2軒は、在ったものです。
が… いくら探せど、無い!無い!無い!全く無い!
牛乳屋さんが町から消えていたなんて… 気がつきませんでした。
『牛乳屋さんよ、いずこへ!』
なんとも、ちょっと、寂しい気がしますよね。
結局、庭に落ちていた、泥だらけの瓶を洗って、撮影完了!
紙のフタは、インターネットで見つけたコレクターのページから印刷したもので
作りました。
さて、今回使った食器は、ネット販売で手に入れたものなのです。
器は、うっすら金色のアルマイト製!
小物入れに使っても、オシャレかもね。
先割れスプーンも、ピッカピカで美しいんだなッ、これが。
トレイは、調理用のバットとしても使える、程よいサイズだし…
どれも、けっこう、しっかりしていて丈夫。
トレイ・スープ入れ・お皿・スプーンの4点セットで、1000円程です。
実用性と、想い出が買えると思えば、お買い得でしょ?
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どうです、あなたも、昔懐かしい給食器で食事をしてみるってのは?
★ あなたの、まわりにも、「昭和」 を感じさせるグッズは、きっとあるはず!
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あなたの 「給食の想い出」 「好きなおかず」 の話なども、ぜひ!