秋葉原 | ★昭和語録ブログ@おpapi★

秋葉原


   【 秋葉原全域で “秋葉原エンタまつり” を開催! でも、さみしい。 】




     秋葉原(アキバ)


         

  久しぶりに、JR秋葉原駅の、通称 「裏グチ」 に降り立ちました。

  んげ~! 相変わらず、足元に、ハトどもが、うじゃうじゃ居て、『ウザいの~ぉ!』






  しかし、もっとウザい “スケボー野郎ども” は、今日は居ないらしいな!






  …んん? 『 うぅか、スケボーをやる広場が、無くなってるじゃん?!』






  …おや? 『 ハトたちの遊び場も、なんか、こざっぱりしてて、キレイだぞ?』








         
         ピカ! ピカッ! でで~ん!

   『 アベッ! なんじゃ~ こりゃ~! 』

   見ると、目の前には、巨大な ビル! ビル! ビル!

   『 こ、ここは、アキバかぁ? 新宿かぁ? 』






                      * * *






   最近、秋葉原の街の再開発が、どえらい急ピッチで、進められています。

   2005年8月24日には、「つくばエクスプレス」 が開通し、つくば学園都市と

   秋葉原が、45分で結ばれることになりました。 これで、また秋葉原の街に

   新たな人の流れが向かう事は必至ですな!


   石原都知事が、秋葉原を 「 IT産業の拠点にする!」 と、息巻いていたこと

   は、わたくしも、知ってはいましたが… 

   まさか、ここまで、進んでいたとは、正直、思ってもみませんでした。


   新しいビルの中には、おしゃれなレストランやパブなども出店しています。

   下の写真は、そんな、パブの看板に、映り込んだ秋葉原の駅ビルです。

         

   よくよく見ると…  駅ビルは、まだまだ、ボロっちい~!!!

   駅舎につながる、このビルは、「アキハバラデパート」 と言われ、飲食店など

   がテナントとして、ごちゃごちゃと詰まっている所。

   そのせいか? まだ、大改装されずに、その、汚い外観をされしています。

   (テナントには、100円ショップやユニクロも入っていて、中身はキレイだけど…

   なんせ、古いビル! 外観は、えらい汚い! そのうち、キレイにされるだろなぁ)


   『 おNEWなビルに映る汚いビル 』 この写真は、今の秋葉原の象徴なのだ!







         

   わたくしの、知っている秋葉原が、どんどん壊されています。

   そして、旧国鉄の土地だった所に、新しいビルが、ガンガン建設されています。



   戦前は、電気屋なんか4軒ほどしか無かったと言われる秋葉原。 戦後のヤミ市

   時代に、ラジオ部品を扱う店が集まって、それが電気街の発祥となったそう。

   ちなみに、昔、JRの駅が出来る前は、「アキバハラ」と呼ばれていたらしい。

   「アキバ」という通称は、実は、そこにルーツがある と、地元の人は言う。



   そんな、アキバが、今…

   世界からも注目される 「IT拠点の街」 として、大きく変貌を遂げつつあるのです。

   この現象に、戸惑いを、いだいてしまうのは、わたくしだけでは ないはず…





                      * * *






  今の、秋葉原から連想されるキーワードは…

  「パソコン」 「アニメ」 「フィギュア」 「ギャルゲー」 「オタクの聖地」 「メイド喫茶」

  「萌えー!」 と、言われてるらしいですが…  (つぅか、なんだよ! 「萌え~」 って?)

  わたくしが中高生のころ、秋葉原といえば、 『 何かを作る際には、まず行くべき所 』 。

  トランジスタ・ラジオを作るときも…  壊れたラジコンを修理するときも… 

  『 よし! んじゃ、秋葉原に、行くか!』 それが、わたくしたちの合言葉でした!



  ステレオのアンプを、自分で作ろうとした時は、回路図面を持って、店のおじさんに

  見てもらいながら、小さな部品を、1つ1つ選定していったものです。

         

  この、抵抗器↑に、塗ってある線の色は、数字を表しているんですよ!

  0=黒 1=茶 2=赤 3=橙 4=黄 5=緑 6=青 7=紫 8=灰 9=白

  若い頃は、これを 『赤い2ンジン』 『小林1茶』 『紫7ぶ』 などと覚えてましたっけ。







         

  そして、いつかは、真空管を使って、『 抜群に音の良いアンプを作ってやるぅ!』

  なんて、夢を見ていましたねぇ。 








  今でも現役で、真空管を売っている お店に行きました。 店員さんは、

  「真空管じゃなきゃ、生の演奏音には近づけないよ!」 と、胸を張って、おっしゃる。

  わたくしも、『そのとおり!』 と、納得はするものの、今じゃ、やっぱり、iPod のほう

  が、欲しかったりするのが正直な気持ち。






         

  親子三代で家業をついでいる店も多いと言う、この街。

  今でも、こういった部品(1個数十円)を売ってるお店は、いくつもありますし…







         

  いくら 「無線の時代!」 とは言っても、ケーブル屋さんには、まだまだ、お世話

  になっても います。







  しかし、こういった、いわゆる 「ガード下」 の、パーツ屋さんや ジャンク屋さん の数が

  次々と減っている事は、紛れも無い現実であり、それは、もはや止めることは、できません!

         

  また1つ、知ってるお店のシャッターが、下ろされました。

  そして、この様子を見たとき、多くのおじさん達は、“手作りすることの気力” を失い、

  寂しく、家路につくのです。  ( ;´д`) 泣







   <関連サイト情報>

   つくばエクスプレス ⇒ http://www.mir.co.jp/

   秋葉原の歴史 ⇒ http://www.akiba.or.jp/history/index.html






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