「自殺」 について考えてみた | ●こちゃまらへ● (自由研究・絵・工作・推薦図書・育児)

「自殺」 について考えてみた




   あるとき。。。

   中学生になった娘が、ボソっと、こんな事をつぶやいた。

   「 そっかぁ 死んでも、楽にはならないのかぁ 」 と。

   ( たぶん、江原さんの番組を見ていた時だったと思う )








   その瞬間、私は

   後頭部を 「ガツ~ン」 と殴られたような衝撃を受けた!

   それは。。。

   『 “ 強い ” と思っていた娘も、やはり 「死ぬこと」 を

     考える事があるほど、悩んだり、苦しんだり、

     そんな思いを 経験しているのか! 』


   瞬時に、その事を、直感したからである。









   そして、すかさず、娘に言葉を返した。

   『 そうだよ。 

    たとえ、辛くって、苦しくって、

    その果てに、自殺をしたとしても。。。

    その苦しみは 消えないんだよ。

    苦しい中で自殺をした人は、

    その苦しみは、ず~っと止まったまま。

    その苦しみを、ず~っと抱えたまま。

    その人は、ず~っと、その苦しみを引きずったままなんだ。

    たとえ、生まれ変わったとしても。。。

    結局は、その命の傾向性を、受け継いだまま

    来世に生まれてくるんだよ。


    だから、現世で、今の人生で、その苦しみを克服しなければ

    結局は、繰り返しなんだよ。

    「 自殺 = リセット = 素晴らしい人生の始まり 」

    その考え方は、絶対に、絶対に、間違っている! 』





   私は、心のそこから、そう思うので、そう訴えた。

   娘は、うなづいてくれた。







   世間では、よく、

   自殺を考える人に対して、こんな言葉をかける。

   「 自殺をしたら、残された人がどんなに悲しむか、

     それを、よく考えて下さいね。」 
と。


   でも、たとえば、自殺を考えた中学生たちが、

   両親の気持ちを、両親の悲しみを、

   考えない なんて事があるだろうか。。。

   彼らはきっと、死に至る前に、

   両親や残された友達の悲しみについて、

   自分ながらに、思いを巡らせたに違いない!




   しかし、両親や友達や他人の悲しみよりも、

   今、直面している自分自身の辛さや、

   自分の悲しみや、

   自分の苦しみや、

   いじめた者たちへの、見せしめ みたいな気持ちが

   上回ってしまった。

   そちらへの思いが大きく大きく膨れ上がってしまった。

   だから、自殺へと走ってしまった。




   私は、そう解釈する。

   だから、こう言いたい!

   『 たとえ、自らの命を絶っても、

   その苦しみは、終わらないんだよ! 』 
と。





   命を絶っても、決して、問題は根本解決しない!

   その辛さは、死んでも、終わらないよ!

   今生で、解決させなければ、終わらないんだよ!





   もしかしたら、苦しい状況から、一時的に逃げる事だって

   問題を解決する為の、ひとつの糸口になるのかもしれない

   じゃないか!

   『 死なないで! 』

   『 思い直して、生きて!』




   今の、その苦しみが、きっと、大きな人生体験になり、

   今の、その悲しみが、いつかきっと、1つの笑い話になる。

   そんな未来を、どうか、イメージしてほしい!











   日本という国は、先進国の中で、最も自殺者が多い国。

   「自殺」という道を選択してしまう人には、様々な理由

   や状況があるだろう。

   年代的には、50~60代の人に、最も自殺者が多い。

   ある意味、こちらの方が、問題としては深刻かもしれない。

   社会的な構造が原因にあるから。







   でも、どんな年代の人にも、もう一度言いたい。

   『 たとえ、自らの命を絶っても、

    その苦しみは、終わりはしない! 』
 と。








   ( 過去にビルの屋上まで行った事がある、おpapiより )





   最近のニュースを見ていると、どうしても。。。


   何か書かずにはいられなくて。。。


   今日は、マジ記事を 書いちゃいました♪


   が。。。





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