10夏旅 3日目まとめ（その３）

＜遠野駅＞

3日目の旅日記の続きです。

横手→朝の新庄駅→ほっとゆだのある北上線を通り→

北上・花巻と乗り換えて→宮沢賢二記念館に寄った後→

釜石線で民話の街、遠野駅までやってきました。

そんなに滞在時間は長くありませんが、

街を走り抜け、「とおの昔話村」に来てみた！

http://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/25,10376,122,144,html

夕方で、もう閉館間近。人もまばら。

でも逆に集中して回ることができたかも。

これが、有名な柳田國男、遠野物語。

柳田さんは口承文化の「昔話」を、まとめ体系化した民俗学者です。

昔話といえば
「昔々あるところに」ではじまり「とさ、めでたしめでたし。」だけだと思ってたんですが、

遠野では

「むがす○○があったずもな」ではじまり

「どっとはれ。」で締めるんだとか！


全国で、特に締めのワードが全然ちがうそうでびっくり。
皆さんの地域はどんな締めワードですか？？

全国の昔話の締めの言葉の違い分布図。これは面白い！

旅して、やっぱり楽しいのは各地の言葉の違いです。

しばらく見入ってしまった！

そういった様式など、
口頭伝承の民話を研究した柳田國男「遠野物語」の世界にどっぷり浸かってきました。

話を聞けるスイッチがいくつもあって、

画面を見たりしながら昔話を「うんうん」と聞くことができるのですが、

その中でも
「食わず女房」て話が恐怖で面白かったです。
http://japanese.hix05.com/Tale/oni/oni08.kuwazu.html

どっとはれヽ(´▽`)/

もうすこし、聞いていたいところでしたが

そろそろ出発の時刻。

遠野駅は雨のため9分ほど遅れての発車。
宮古ゆき普通列車キハ100の4両編成！に乗車で三陸を目指します！


今夜は読書だなあ(´o`)

牛。

この辺では昔から牛は労働力としても非常に重要だったそうです。

徐々に険しい山に分け入っていきました。

＜上有住駅＞

「日本鉄道旅行地図帳」によると

http://www.shinchosha.co.jp/railmap/1/

まもなく絶景！らしいです(^^)

車窓右下に線路が見えるはずですが・・

うーん、かすかに白い駅名表が見える？

左下のクリーム色にご注目ください(・∀・)

＜陸中大橋駅＞

うーんちょっと分かりづらかったですね。。

自分の携帯の赤が映っちゃってますが、

2つ前のクリーム色は、あの橋桁の色と同一！！

いやあ、写真て。。
むずかすーなー！

どんとはれヽ(´▽`)/

＜釜石駅＞

釜石に到着で釜石線を制覇しました！

駅前の新日鐵釜石の製鉄所が圧倒的な存在感。

鮭の遡上でも有名らしいですね。

このまま同じ列車で山田線へ入り、

今日の予定を終えるところでしたが、急遽予定を変更。

三陸鉄道南リアス線で、1日目に通った盛駅へ戻ることにしました。

なぜかって？


聞くなよぅ(;Д;)



（つづく）