こんにちは。
桜水現実(オースイうつつ)です。

上級コーチのリトリートとジャパンツアーから帰ってきてから、

なんだか少し人生のテンポが速くなってきたような気がしています。

いろいろな事が起こっていますが、
ひとつずつ落ち着いて取り組んで行けば良いだけだと自分に言い聞かせています。

こんな風に周囲が速度を増す時、
いつも亡き父の顔が浮かびます。

開業医だった父は、いつも淡々と仕事をする人でした。

自分が求められる場所と人に、何が彼の人生で起こっていようと、
淡々と誠実に向かい合って、務めを果たしていたなぁと思い出します。

自分の親が亡くなった時も、
子供が入試に落ちた時も、受かった時も
自分の中に癌が見つかった時も、
見つかってなくて、健康を信じていた時も。

患者さんがお金払わずに逃げちゃった時も
患者さんから医療費の代わりにお野菜をもらってきた時も。

いつのまにか、私は父から、
安心して生きることは、そう言うことだと教えてもらいました。

安心して生きることは、
誠実にやれることをやっていくこと。

だからと言って、
他者にとって、私がすごく誠実な人かと言うと、
自信はないけれど、

自分が出来る範囲のことは、誠実にしようと、
目の届く範囲、手の届く範囲のことは、
誠実を心がけようと、

まずは、いつも心に決めています。

この「心に決める」と言うのが、とても大切で、
出来ようが出来まいが、
「決める」ことが大切なんだと思っています。

人は「決める」と自然に
一応は、力をその方向へと使い始めるからです。

誠実に生きることが
自分を幸せに導いてくれる

ささやかだけど、とてもオールマイティな私の法則です。

昔、近所にいつも怒っているおじさんがいて、
怒っていないときは、
なんだか悲しそうな顔をしていました。

一度だけ、その人が笑ってくれたことを
何故か急に思い出しました。

理由は覚えていないのですが…

そして、その笑顔が
なんだか私をとても嬉しい気持ちにさせてくれたことも、
今、急に思い出しました。

私が人生や日々に求めている結果は、
いろいろと難しい目標を掲げたり、
理屈や戦略をこねたとしても、

詰まるところは、
きっとそう単純なところなんだ、と思います。

新宿のカフェで、
ちょっと一息つきながら、
思うままに気持ちを巡らせて、

そんなことを考えています。


うつつ


☆箱根神社にて☆