小さい頃から回りに建築関係者が多く、家作りを見る機会が多かったと思います。
高校生の頃は、アルバイト=大工手伝いでしたので、色んな大工を見てきました。
床の張り替え、壁の補修など全てにおいて、レーザーを見ながら慎重にレベルを取っていく大工。
ビールは水!といいながら、飲みながら仕事をする大工。
タバコの灰を床に落としながら、カンナをかける大工。
簡単な仕事は早いが、ややこしい仕事になると棟梁に任せる大工。
腕が良く丁寧な仕事をするが、防犯意識がなく、外出中に泥棒に道具を盗まれた大工。
腕の良い大工も、悪い大工も施主には判断がつかず同じ日当を貰う。
この中でも一番悪い印象があるのが、建て売り専門の大工。
坪単価(例えば、坪2万、30坪で60万)で雇われており、とにかく仕事が荒い。
早く終わらせて、次の現場に行かないと稼げないため、とにかく汚い。
下地で隠れる部分は、きちんと接合できていない。
決まった寸法の物ばかり扱っているせいか、腕が試される細かい作業が出来ない。
さて、ここで読者の皆さんが気になるのは、アイダ設計の大工の腕ですよね。
詳しい話はまた写真つきでアップします。