最初の一杯・・・・ | 下北沢の珈琲豆屋のブログ

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2017年4月より「自家焙煎珈琲豆屋cafe use」から「筋金珈琲焙煎所」と名前を変えて、珈琲豆に特化した店になりました。そんな店の日々のこと。

 

先日 お客様のお話

 

新しいお店がOPEN

 

自宅から近く フラッと 呑みに行きたい時に 便利そう~

 

早速 行ってみると

 

ご夫婦で営業されている

 

先ずは ビールを

 

何度も 銘柄を聞かれて

 

やっと出てきたが 凄く ぬるい

 

この時点で 帰るべきだったが

 

直ぐに出てきそうな メーニューを

 

「手羽先の煮込み」

 

 

これが もう30分も出てこない

 

やっと出てきて

 

美味しい味だけど

 

30分も待つのは・・・・・

 

それに 居酒屋さん なのに 刺身メニューが一切ない

 

 

もう 二度と行かない悲しい

 

 

 

これを 聞いて

 

モヒカン店長から

 

 

真顔 それは 全て 業務用冷食ですね

 

注文が入ってから 解凍するので

 

結構 時間が掛かります

 

刺身は 確実に 売り切らないと・・・考えると

 

出したくないのでしょう

 

 

 

開業して間もない 時期は

 

人気メニューが把握できないので

 

前もって 解凍も出来ない

 

居酒屋メニューは 

 

上手く(早く)提供出来るよう メニュー構成を考えないと

 

自分の首を絞めてしまい 店の存続は 無くなります

 

 

でも 何よりも

 

居酒屋さんなら ビールは 冷えて欲しいですよね

 

最初の一杯の提供が 遅いのは 致命的です

 

僕の祖父は

 

行きつけの店で 入店し 席に座った同時に

 

ビールが出てこないと 帰る人でしたゲラゲラ

 

その位 吞み助は 最初の一杯を 大事にしますから

 

 

 

今回の事で 思うのは

 

飲食業でも

 

全て 作っている店は そんなに多くない

 

時間やコストが かかる作業で

 

味の差がないのであれば 業務用を使う事もある

 

 

業務用を使う事がダメなのでは ない

 

でも

 

使うからこそ 自分達の出来る事は 

 

敏速にしなければ ダメだったりする

 

 

すっかり 呑む事を 止めてしまった私達

 

 

お気に入りの店にも 2年は行ってない

 

 

(ikuko)