きのう

近所がやけに物々しい雰囲気だと思ったら

上島竜兵さんの件だった。

 

 

わたしたちは何か「直接的な原因」を

知りたいと思い、探してしまうけれど。

 

ものすごく大きな問題に直面しているときや

何か特定の悩みがネックになっているときは

意外と踏ん張れたりする。

 

でも、なんだかふと

もう疲れた もういいや って

全てを投げ出したくなる瞬間も

あったりする。

 

 

こういう出来事にまつわる報道では

「前兆がなかった」

という主旨のコメントも出てくる。

 

「数日前は元気だった」とか

「前日にふつうに仕事の話をしていた」とか

あるいは

先の楽しみのことを語っていたとか。

 

でも、外面と内面は全くの別物だ。

私見だけれど、「前兆なし」は

なんら不思議なことではないと思う。

 

内面だって、特別なきっかけもなく

突如、急変することがある。

そしてそれは往々にして

自分ではコントロールできない。

 

 

温かさ、優しさ、真面目さ、誠実さ

それに物腰の柔らかさなど

人柄や人間性を称えられるようなひとほど

抱えているものや

呑み込んでいることは多いのかもしれない。

 

故人の心情を推察するものではありません。

 

 

あのお約束芸、ベタな笑い

子どもの頃から大好きでした。

どうか天国で安らかに。