Windows8.1 アップグレード成功 | 勝帝の、3歩進んで2歩こけるブログ

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10月17日夜に無料で一般公開予定の Windows8.1 RTM (正式版)アップグレードを一足早めに調査。 手元のメインパソコン(DELL XPS17 L702X)をWindows 8 Pro with Media Center から Windows 8.1 Pro with Media Center へ無事アップデートできた。


結論から言うと、「一般公開後、すぐにアップデートするべきではない

現時点では、失敗したときに、リカバリーやリフレッシュを自力でやりきれるだけの自信があるか、失敗しても仕事等に影響がない予備パソコンでやるべき。

少なくとも今回のアップデート方法では、アンインストール(8.1→8)はできないっぽい。 正式配布時はできるようになっているといいなと期待。

 

たかが 0.1 のアップデートとはいえ、内部にかなり手を入れている そうだ。

古いたとえだが、Windows XP が SP2 になったときぐらいの混乱 を覚悟している。 Windows8自体が、企業向けにそれほど普及していないのが幸いだが。


(1) 8.1用のデバイスドライバーを事前準備

パソコンメーカーが正式に Windows8.1対応を明記してある機種でないと、ドライバーを自力で集めないといけない。


(2014.01.30追記あり) 各メーカー8.1対応情報

SONY

富士通 (法人はこちら )

東芝

Panasonic

NEC (PC)

Acer

Lenovo

GIGABYTE

EPSON Direct  

Fuji Xerox (32bitはこちら )

RICOH

Canon (2013.10.21リンク先修正)

I・O DATA  

Baffalo

NEC (Aterm)

NEC (プリンタ)

JustSystem
EPSON

Brother

Roland (32bitはこちら )

ラトックシステム

ピクセラ

DigiOn

Logitec

ELECOM

docomo

DELL

プラネックス

ソースネクスト

KONICA MINOLTA (複合機・複写機)

WACOM


 

(2013.10.23追記)

DELL XPS17 L702X は8.1への対応が行われないことを確認。 Windows7時代のPCは、面倒見てくれないようだ。 

DELL XPS17用に8.1正式対応を確認できた汎用ドライバーは以下のとおり。

・GeForce R327 Game Ready Driver 327.23 (nVidiaビデオ)

・Intel Rapid Storage Technology RAID Driver 12.8.0.1016 (AHCI/RAIDドライバー)

・Intel PROSet/Wireless Software 16.5.3 (無線LAN)

・Intel HD Graphics Driver 15.28.18.3223 (9.17.10.3223) (第二世代インテル HDグラフィックス)

・Realtek 10/100/1000M Gigabit Ethernet driver 8.020 (有線LAN)

・Intel PROSet/Wireless Bluetooth Software 3.1.1309 (Bluetooth)

・Realtek High Definition Audio Driver 6.0.1.7040 (オーディオ)

・SoftPerfect RAM Disk 3.4.1 (RAMディスク)


また、以下のドライバーは8.1正式対応を確認できなかったが動いているようだ。

・JMicron JMB38x Flash Media Controller Driver 1.00.76.01


(2013.11.26変更) Intel HD Graphics Driver 15.28.18.64.3347 (9.17.10.3347) は、Windows8.1正式対応済み。


(2013.10.17変更) Intel Chipset Device Software 9.4.0.1026 (Intel チップセット) はWindows 8.1対応。 実行したら一部更新されて再起動要求された。 やっておいたほうがよさそう。


(2013.10.16追記)

Intel PROSet/Wireless Software 16.5.3 と Intel PROSet/Wireless Bluetooth Software 3.1.1309 は、8.1アップグレード後に適用。 それ以外のドライバーは8/8.1共通なのでOSアップグレード前にドライバ更新したほうがいい。 書き忘れていたので追記。


(2013.10.31追記) 

Realtek High Definition Audio Codecs R2.72 がRealtekで配布開始。


自前でドライバー集めが難しい一般人はMicrosoftが自動でデバイスドライバーを配布してくれるまで、ある程度待たないといけない。 完成してからMicrosoftが検証するまでそれなりの時間がかかるから。 Windows7のときも、あとからWU配布ドライバー が増えたり新しくなったりした。





(2) 再インストールが必要なソフト

Windows 8のときとバージョンが同じソフトだが、8.1移行時に消されたか、または再インストールするようにアクションセンターからメッセージが出た。 すべて再インストールで解決済み。


・EPSON EP-901F のプリンタ、スキャナドライバー (アクションセンターから再インストール)

CopyExt 3.01.4β1 (シェルエクステンション・引き継がれなかった)

Classic Shell 3.9.5 RC (スタートメニュー復活・引き継がれなかった) (2013.10.21追記) 4.0.2に更新

・VMware Playser 6.0.0 (仮想マシン。 子OSからネットワークを認識できず)


Office 2013 や秀丸などの一般ソフトは、そのまま引き継がれた。


(2013.10.7追記)

プリンタドライバーも8.1対応への対応がまちまちのようだ。 印刷できないときは再インストールを試してみるか。


(3) Windows8.1で動かないソフト


手元で動かないことを確認できたソフトは以下の通り。


・DAEMON Tools Lite 4.47.1 (引き継がれなかった・再インストールで動くが、一部機能制限あり)

・Alcohol 120% 2.0.2.4713 (引き継がれなかった・再インストールも不可)



DAEMONとAlcohol は、インストール中の STPD 1.83 でコケる。 DAEMONのインストーラーはそこだけスキップしたら、残りはインストール成功しマウントもできた。 今後のバージョンアップに期待。

(2013.10.18追記)

Alcohol 120% は 2.0.2.5629 で8.1対応。 STPD 1.84になっていた。

(2013.10.31追記)

DAEMONは 4.48.1 で8.1対応。 同じくSTPD 1.84になっていた。


・カスペルスキー 2013 (2014で正式対応予定)

(2013.10.14追記) カスペルスキー 2013 はパッチで8.1対応。 8.1アップグレード前にパッチ適用されていれば動作するはず。


ちなみに、Norton、ウイルスバスターは最新版(2014相当)で 8.1対応済み。 アバスト、Kingsoft 2013 も公式情報が見つからないがインストールはできた。 十分な動作確認はしていないが

(2013.10.17追記)

ウイルスセキュリティ は12.2.0202以上で8.1対応らしい。

アバスト は 2014.9.0.2006 で8.1対応。

(2013.11.04追記)

Symantec Endpoint Protection は 12.1.4で8.1対応。


 

残りのそのまま引き継がれたソフトは、最新バージョンで 8.1対応済みまたは、そもそも8から8.1への影響を受けないかのどちらかだろう。

手元のソフトと体験版で調べた範囲では、思ったより動かないソフトは少なかった。 8.1 Preview公開時の混乱は、時間がたってかなり解決したもよう。


(4) Windows の再調整


ほとんどのWindowsの設定は、そのまま引き継がれるが、一部設定が初期化された。


日本語 PS/2 キーボード が、標準PS/2キーボードに戻された

 (おそらくUSB接続のキーボードでは発生しない)
・ネットワークでIPv6 を使用しないようにバインド解除 した設定が復活してた

画像の関連づけ (ストアアプリのフォトに変更された)

・自前で作った IMEのシステム辞書が引き継がれなかった
・消した FAXプリンタドライバが復活していた



(5) IE11の調整

IE11の拡張保護モード は、初期値で有効 になり、意図しないアドオンなどが勝手に動作することがなくなった。

ただし、Javaや他社ツールバーなど自分が使いたいアドオンが動かなくなった場合、オフに変更する必要がある。 (要OS再起動)


さらにこの機種では、ページ内の画像がスクロール時に灰色になり、後でカラーで表示される現象が出た。 IE11で「GPU レンダリングでなく、ソフトウェアレンダリングを使用する 」にチェックを入れたら一応解消したっぽい。(要OS再起動) Windows8&IE10のときは問題出なかった。 ビデオドライバーの更新かIE11の修正かどちらかで、いずれGPUレンダリングで動作するようになるだろう。

(2013.11.26) ビデオドライバーの更新で現象の解消を確認。

 

また、古いIE用に作られたサイトが正常に表示できない場合は、互換表示 を設定すると解決できるかもしれない。 いずれ主要なサイトはIE11に対応することが予想されるので、待った方が楽

 

保護モードも、セキュリティを高める機能だが、一部サイトで問題がでるらしい。

保護モードを無効 にするか、または信頼済みサイトに登録すると解決できるかもしれない。

 

それでも表示がおかしいサイトは・・・FirefoxやChorome使うしかないかな。
 


(6) ディスククリーンアップ


動作を一通り確認したら、C:\Windows.old を、ディスク クリーンアップで削除

(難しい方法を使ったら)アップデート前に戻せるためのフォルダのようだが、もう過去は振り返らないぜーと削除。



(7) 追加情報

(2013.10.11追記)

ASCII.jp に関連記事 があったので紹介。 そろそろ8.1RTMの記事も解禁になったか。 この時期まで規制かけられていたのね。


(2013.10.17追記)

ロールアップの一部内容 が紹介されていました。 ロールアップは以下の3つ。 KB2883200 KB2894029 KB2894179 で、各種安定性の向上も含まれるらしい。