大宮妄想小説です
BL要素含みます
パラレルです
side N
名前を呼ばれて好きって言われる程に心の中が温かくなって、幸せな気持ちが溢れていく。
好きな人に言われる「好き」って言葉は、まるで魔法の言葉のように心を幸せで満たしていくんだ。
「智……、好き」
抱き着くように智の頭を引き寄せて、俺への愛を紡ぐ唇に自分のそれを重ねた。
自分からキスしたけど、あっという間に智に主導権を奪われて、俺の唇を割って入ってきた智の 舌 に 翻 弄 された。
唇の中を 蠢 き、俺の 舌 を絡め取り。
それだけで、お腹の中から甘い 痺 れが湧きあがり、ズ ク ズ ク 疼 いた。
離れていく智の唇と俺の唇を繋ぐ銀の糸。
疼 きをかかえたまま、ぼんやりとそれを見つめていた。
「その顔、誘ってんの?」
少し低い声で耳元でそう囁かれ身体が震えた。
囁いた唇は俺の 耳 朶 にキスを落としてから首筋へと 這 っていった。
時折キツく 吸 われて、その度に身体が跳ねる。
「カズ、可愛い」
そう言って 首 筋を 吸 いながら、Tシャツの上から俺の 胸 の両方の 突 起 に触れてくる。
「ぅあっ……」
ビリッと 痺 れるような感覚に、再び跳ねる身体。
「やだ……、何でっ」
何の 膨 らみもないただの 飾りのようなものが、そんなに快 楽 を呼び起こすなんて知らなかった。
つまんで 撫 でて弾いて。
智の長い指に 翻 弄される。
「ほら、硬くなって立ってきた。
エ ロ いな」
今度はそこに智の 舌 が 這 い。
Tシャツの上からでも智の 舌 の温もりがはっきりと伝わってくる。
そして 唾 液で 濡 れてTシャツが 突 起 にはりつくのも、何だか身体をザワザワさせた。
「Tシャツから 透 けて見えんの、エ ロくてやばいな」
「ふぁ……んっ」
智の言葉に煽られて多分顔は真っ赤になってると思う。
ただ、与えられる刺激はやっぱり少しもどかしいような、Tシャツ越しだからか、少し刺激が物足りなく感じてしまって。
でも何て言ったら良いか分からなくて智を見つめた。
「もう脱ぎてぇ?」
こくこく頷く。
そしたら智が妖しく微笑んだ。
「脱がせてって言って」
そう言いながらTシャツの裾から手を忍ばせて素肌を 撫 でてくる。
でも決してその手は上にはあがってこなくて焦らされたんだ。
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カズくんにTシャツを着てもらったのは、実は濡れて透ける突起を書きたかったからという