施設入所に向けて準備で入所予定の職員さんが母の様子を見に訪ねて来られました。
どんな生活をしているかを話しました。
最初はケアマネさんがいてくれましたが、施設へ入所すると、今までのケアマネさんではなくなってしまうので2回目の訪問時は職員さんのみでした。
職員さんと2人で話した時に、私は姉の自死を打ち明けました。
母の介護がどうというより、この家で暮らすのが苦痛だと訴えました。
母の事を抜きにして自分の感情を話したのは初めてでした。
なぜこの人に話したのでしょうね…気を許せる…そんな方でした。
姉のことはケアマネさんにも秘密にしていました。
義兄から言わないように言われてましたので…。
アホみたいに律儀に守っていました。
職員さんは驚いて事情を察してくれました。
「それは辛いですね…なるべく早く入所できるように私どもも頑張りますから」と言ってくれました。
言いながら、自分の気持ちがハッキリしました。
私は母と暮らすのがどうこうじゃなく、私はこの家から出たいんだ‼️と。
でも私が母を引き取ることはできませんでした。
当時は社宅でしたし、その社宅も年度末に出なければならないのに、その先のことが全く決まっていなかった。
それに今まで区に申請してきたことやらを、一からやり直すと思うと…
かかりつけの病院も当時の私の自宅からでは遠すぎました。タクシーで通院したら、いくらかかるやら…。
姉が亡くなってすぐに生活保護を受けたので、医療費や通院のタクシー代など、助けられていたものが無くなると、かなりキツかった。
やはり母の住民票は今のままにしておくべきと思いました。
そして、職員さんはおおよその目安として、8月、9月頃には…と言って帰られました。