オールウェイズ・朝日町の夕日 -30ページ目

機械科Sの話

高校の頃の同級生のSの事。

体格通りかなりの大食いショック!


通学の列車の中では、缶コーヒーをいつも持参し、飲みながら車窓から見える景色を堪能する。

学校最寄の駅に到着すると、足早に「谷口パン」と言う、学校給食用のパンを製造する工場に向かう。

そこで、二種類のパンを買って食べながら次の目的地へ向かう。

この時点でまだ学校へは向かわない・・・得意げ


次の目的地は、栗野小近くの「木瀬商店」!

駄菓子屋だ!

ここに到着する間、先程買ったパンは既に完食している。

この店で、タバコと駄菓子を数種類と飲み物を買う。

要約学校へ向かう。

駄菓子を食べながら歩く。

途中、通学路を外れ、通称「山道」に入る。

この道は、喫煙者の生徒が利用する取って置きの通学路。

歩きながらタバコを吸い、駄菓子を頬張る。


ようやく学校に到着し、1時間目の休み時間には、校内の売店に現れる。

取り合えず、おにぎりと缶コーヒーを買って、売店内で食べ始める。

おにぎりと言っても、彼が買うのは、「ジャンボ三色おにぎり」と言って、コンビニのおにぎりの3倍の大きさ!!

中身の具は、梅、おかか、昆布が全て入ってる。

数量限定にも関わらず、毎日ゲットするS。

売店のオバちゃんに前日に予約をしてるらしい・・・あせる


2時間目の休み時間には売店に行かないS。

理由は、自宅から持ってきた弁当に手をつけるからだ。

大体、ほとんどの生徒がこの時間に弁当を食べる。


この時点で、Sが朝から食べた量は、かなりのもの・・・

自宅での朝食もしっかり食べるらしい。


1、朝食(量不明)

2、缶コーヒー1本 列車内

3、パン二個

4、駄菓子(うまい棒5本)

5,ジャンボおにぎり2個 1時間目の休み時間

6、弁当


良く食べる・・・ガーン


昼休みも相変わらず、来てる。

めぼしい品を、先に後輩に取られると睨みつけるS。

食い物の恨み・・・。


菓子パンと缶ジュースを買って、食べながら校内をうろうろする。


時に、同級生が、


「お前、食いすぎ!」


「お前、又売店に行くの?」


とかおちょくられる。

決まって、かえってくる言葉は、


「俺は、毎朝4時に起きて、新聞配達をしてるから常にスタミナを温存しとかないといけないから仕方ない」


と、意味のわからない言い訳・・・あせる


一日の全ての授業が終わり、部活の前に売店で売れ残りのパンを買ってる。

この時間帯は、さすがに誰も来ない。

この時、明日の分の「ジャンボ三食おにぎり」や食べたいものを注文するらしい。

その辺はしっかり?してる・・・・。


部活が終わり、駅に向かう途中に朝立ち寄った、「木瀬商店」に寄る。

それから、そこからすぐ近くの焼き鳥や饅頭を売ってある店に寄って、焼き鳥3本と今川焼を1個買って駅で食べる。

間も無く列車の定刻がくる。

Sは急いで、自販機でコーラと缶コーヒーを買って列車に乗り込む。


「何で2本?」


と、聞かれ


「コーラは、喉を潤す為。コーヒーは味わう為」


と、Sの名言が生まれる・・・ショック!

列車が走り出し、早速コーラで喉を潤し、缶コーヒーを開ける。

同時に、カバンから駄菓子を取り出し、周囲を気にせず食べ始める。

地元大口に着いて、Sが背後から話し掛けて来た!


「昨日、新聞配達の給料日だったんでお好み焼きでも食わん?おごるぞ!」


さすがに、彼の食べてる姿を1日見てるとそう言う気になれない。

結局Sのテイクアウトで注文する姿を目撃する。


仲間内では、Sがいったい一日で幾ら使うんだろう?と囁かれる。

後輩の間では、

   Sさんが売店にいる時は順番を譲れ!


   売店で1日1,000円使う男!


とも囁かれてた。


恐るべしSの胃袋。


Sは今も独身で体格も食欲も当時のままだと聞く。

月イチの風俗通いが、楽しみでお決まりらしい。

大口の熱血ラグビー馬鹿物語 Part10

創部時からのメンバーが引退し、中学2年生を筆頭に練習に励む。

初夏の暑くて、苦しかった季節とは違って、朝夕は肌寒さを感じる季節へと変わった。

土地柄、夏の時間は短かい・・・。


最近まで青々としていた芝生も徐々に色が薄くなりつつある中、ボールを追いかける少年達。

暫く、試合等の予定は無い。

監督は、恒例のクリスマス会の内容をこれまでと違った思考で計画していた。


その年の12月20日に大口某焼肉屋を予約した。

参加対象は、引退した選手や現役メンバー、その保護者とチームを支えてくれた支援者全員。

総勢40人になった。

保護者と支援者には普段の感謝を込めての計らいだった。

例年に無い事であった。


当日、開始時刻に全員集まり、監督のあいさつから始まった。


今年は、色んな大会に出られるように成長しました。

創部当初は、わずか4~5名のスタートで試合に出られる人数が中々揃わず焦った事も有りましたが、要約形は整った年でした。

私に怒鳴られながらも、就いてきて無事卒部する物、後1年残ってる者も含め、頑張ってくれました。

同時に保護者の皆様にも協力を頂きながら今日を迎える事が出来たのは有難い・・・


と、述べた。

間も無く、乾杯と共に始まった。


さすが中学生!良く食べるのに圧倒される。

次から次に注文の声が上がり、保護者達はその光景を肴にお酒を飲む。


夫婦で尽力してくれた父親が、


「監督に預けて良かった!家では見る事の出来ない我が子の姿を見れた。最初は、危険なスポーツと思ってヒヤヒヤしてたが続させて良かった~」


と、ほろ酔い気分で語られた。

監督に取っては一番有難い事だろうと思う。


最後に、恒例のプレゼントが配られた。

これまではラグビーに関するグッズが主流だったが、一応全員揃ってるとの事なのでバラエティーグッズが準備されてた。

終始笑いの耐えない時間はアッと言う間に過ぎ、お開きとなった。


全員で記念撮影をし、監督は保護者の強引な誘いによって夜の街へ、子供達は別れるのが惜しく数人は監督の自宅や他の仲間の自宅へ急遽お泊り会になり、解散した。


来年の活動に向けて、今年を締めくくった。

友人Hのほろ苦い恋愛遍歴 ~PART3~

短期間で2回の失恋を経験した友人H・・・。

それから狂った様に、色んな女性にちょっかい出したり、カップルを冷やかしたりと過激になる。

突然変異したHの様子を仲間達は心配する。

経緯は誰にも言えない私・・・・しょぼん


間も無く、次の出会いを設定した。

今度は、隣町の牧園高校の同級生!

見た目は意外に可愛いし、良く話す女。

ひとつ欠点があった。

過去の彼氏は全員年上!

それなりに経験豊富との噂が絶えなかった。

H自信も、その情報は把握しており、チェリーとの決別を期待してた。


Hの自宅とその子の自宅は距離で約40キロ程離れている。

学校も自宅からすると反対方向なので、デートは週末のみ。

初顔合わせで彼女はHを気に入り、Hは彼女の顔すら知らなかったが、噂を元に想像を膨らます有様・・・。

この際、見た目より17年連れ添った「童貞」に終止符を打ちたいだけだったショック!


土曜日、放課後に栗野駅周辺で待ち合わせをし、ブラブラして過ごしたらしい。

ある日の日曜日、午前中に自宅の車庫でバイクを洗ってたら、聞き覚えのある原チャの音が近づいてきた。


「ん?Hか?こんな午前中に何してんだろう?しかも普段乗らないスポーツタイプのバイクも珍しいなぁ~」


と、思いながら見てると、通り過ぎて行った・・・(* ̄Oノ ̄*)

格好は茶色のストライプのパンツに、Gジャン姿だった。

この格好は、特別な時に着るHの一張羅だった・・・。


間違い無く、女に会いに行ったな!今日こそは「グッバイ、チェリーデイ」だな


と、勝手に想像してた。

後で報告を聞くのが楽しみだ!ニコニコ


昨夜から一睡もして無いので昼ごはんを食べて寝た。

寝始めて1時間経たない位の事、Hのバイクの音で目が覚めた。

部屋に入ってきたHに、


「お前、今日彼女に会いに行ったんじゃ無かったの?その格好で通り過ぎれば、誰だって察しするよ」


「うん・・・まぁ・・・。行ってきたけど・・・。今日、女の家族が留守だったから・・・」


「それで?やったか?」


「うん・・・・。ちょっと・・・。」


「何?どうしたの?」


「お前に聞きたいことがあって・・・」


と、真剣な顔のH。


「実は、暫く話をしてて横に押し倒して、しばらく下を触ってたら、想像と違った。何か泡みたいな物が出てきたんだけど何かな?」


「はぁ?泡って何?お前の女はカニ?」


と、ジョークに表情を変えない・・あせる


「それは、俺も見た事無ければ、これまでもそんなの出てこなかったぞ。結局それからどうしたの?」


「途中で止めて帰ってきた・・・得意げ


Hに言わせれば、これまで友達の体験談やエロ本での彼なりの知識に無かった為、驚き止めたらしい・・・・

原因は私もわからない・・・汗

その夜、Hの彼女から私に電話が掛かってきた。


「今日、H君と会った?」


「会って無いよ・・・」

と、思わず言ってしまったあせる


「どうかしたの?」


「今日、私の家に遊びに来てて、突然話さなくなった。急に帰るから・・・って言って帰ったんだけど原因がわからない。何か変な事言ったのかなぁ?」


「俺は初めて聞いたからわからない・・・明日聞いてみる」


と、言って切った。

翌朝、駅に向かう途中に伝えた。


「泡が気になるけど・・・」


のみ。

その日の夕方電話した。


「お前ら日曜日エッチしたんだろ?何か触ってたらお前の大事な部分から泡が出た!って言って悩んでたぞ」


と、直球で言った。

「泡?あいつそんな事まで教えてくれたの?あいつ、最中にあそこばかり触りまくってたからなんじゃない?私も結構経験したけど、病気なんか一回もなった事はありませんむかっそれにH君もかなり遊んでるって言ってたけど、わからないのかな?」


と、キレ気味で言う彼女・・・


しかし、気になる発言・・・シラー


Hがあそんでる?かなり?


初めて聞いた。

これは、Hの大きな見栄だった。

チェリーボーイなのは知ってる。

Hをおちょくる事に決めた!


翌日、


「お前、かなりの遊び人ってホラ吹いてたらしいじゃん。」


真っ赤な顔して、


「俺、そんな事言ったかなぁ~あせるでもこれから、遊びまくってやる!」


と、開き直った。

結局、Hが男になったのはそれから2年後の社会人になってからの事だった。