合宿を終えて 廣瀬コーチより | 大木戸サッカークラブ サポーターのブログ
2019年大木戸SC夏合宿

子供たちが毎年楽しみにしている恒例行事の大木戸SC夏合宿が6月29日(土)~30日(日)に1泊2日で今年もアルビンスポーツパークにて行われました。
今年の合宿テーマは「enjoy football ! Smile football‼ ~思いっきりサッカーを楽しもう~」
3年生〜6年生の選手71名が参加しました。
例年、合宿担当学年は4年生という事で今年度は35期が担当しました。

毎年、夏合宿では3年生〜6年生までが縦割りにチーム編成され、6年生がキャプテンとして下級生の面倒を見ながら、サッカーだけでなく食事、入浴、就寝、部屋での生活などチーム毎に行動します。

実は昨年合宿中に今年度の合宿日程を決め、アルビンに予約をしておきまして…
そこから今年度の合宿は準備はスタートしました。
日程は決まっていたものの内容はどうしよう?
何か楽しい企画はないか?
毎年クラブの人数が減少傾向で何人くらい参加になるかな?
各小学校の農山村、行事に重ならないか?
各学年の大会日程にブッキングしないか?
色々な悩みを抱えていたのを合宿担当になった当初を思い出します(^_^;)

そして合宿スケジュールを考えた結果、初日は毎年チーム一丸となって盛り上がる大木戸ワールドカップ、ナイターサッカーの時間帯にOB、パパさんズと対戦。
そして大木戸SC総会にて特別公演をして頂いた(株)メンタリスタの望月さんによるサッカーノート講義。
2日目は特別講師にお越し頂き、サッカースクールといった内容に決めました。35期を中心に本田さん、堂本さん、河上さんといった大木戸SCレジェンドの方々、本部をはじめ沢山の方々にご協力頂き準備を進めました。

そして合宿当日が近づいた1週間前、天気予報を毎日何回も見る日々、今までこんなに天気予報を見た事あったか…
前日も数時間毎に予報が変わり本当にヤキモキする気持ちで迎えた合宿当日…

アルビンの綺麗な天然芝でサッカーをやらせてあげたい!
こんな大人たちの気持ちと子供たちのきっと作っていたであろう各家庭のてるてる坊主の効果で何とかグランドで出来る状態の中で合宿をスタートしました。

大木戸ワールドカップ
毎年、各学年を縦割りにしてチーム編成をし、12チームに分かれてチーム名をサッカー強豪国にして熱い戦いを行います。
歴代合宿では毎年行われてきましたが、今年は選手も減少傾向から12チーム編成が難しく、11チームにして1チームはママたちを中心にパパや望月さんに加わってもらったドリームチームを結成し計12チームにして行いました。

途中、降ったり止んだりを繰り返す天気が気にならないくらい本当に白熱した試合の連続。
後でゲストの望月さんに聞きましたが、「クラブ内の試合で色々な学年が混ざる中、
こんなに真剣に選手たちが試合をする事が素晴らしい!」といった話も頂きました。

午前中の予選は天然芝のグランドで出来たものの残念ながら午後からは雨によるグランドコンディション不良で会場を体育館に変更しインドアでの決勝、順位トーナメント。
会場が変わっても選手のモチベーションは関係なく、皆んな一生懸命で楽しくサッカーをやりました!
優勝はドイツ、準優勝フランス、3位スウェーデンでしたが、どのチームが優勝してもおかしくない白熱した試合展開でした。
表彰式では順位の他にチームMVPトロフィー、学年MVPのサッカーボールを各チーム監督、学年チーフコーチより発表され、嬉しそうな子供たちの顔がとても印象的でした。

そしてナイターサッカーの時間ですが、残念ながら雨が降り止まずOBやパパさんズとの対戦は中止に(T . T)
この企画に賛同し沢山の人に声を掛けて人数を集めて下さった河上さん、堂本さん、本当にありがとうございました。残念ながら天気には勝てず実現しませんでしたが、また機会を作ってやりたいと思います!

ナイターサッカーが中止になった時間には場所を会議室に移動し、望月講師によるサッカーノートの講義を2時間行いました。
朝早くからサッカー漬けの1日だったので子供たちは正直、集中して講義を聴けるだろうか?
今までサッカーの座学など受けた事ないけど大丈夫か?
多分、何人かは疲れて寝るんじゃないか?
こんな心配をしていましたが、いざ講義が始まると皆んな望月さんの話に集中し、目の前に配られたサッカーノートに目標や将来の夢など真剣に書き込んでいました。
子供たちにとってとてもいい講義となり、サッカーノートを今後、習慣的につけていければきっと一人ひとりの宝物になるのではないかと思います。
望月さん貴重な講義、また2日間に渡り合宿に参加頂きありがとうございました!

そして1日目のスケジュールも無事に終了し、チーム(部屋)毎にお風呂へ入り、子供たちは各部屋へ…
「明日もあるから早めに寝ろよ!」こんな声を掛けても早く寝る子は居るわけもなく、興奮して大はしゃぎの子供たちは、1日サッカー漬けだったのに疲れも知らず、部屋から部屋への探検や散歩…

またコーチ陣も恒例の親睦会という名の??
こちらの会も「明日もあるから早めにお開きにしましょう!」こんな話をしても帰る心配のないコーチ達はサッカー談義をツマミに盛り上がり、アディショナルタイムはどれだけあるのか?(^_^;)
そんなこんなで1日目を終えました。

そして2日目はスペシャルゲストをお招きしてのサッカースクール!
2日目も生憎の雨で会場は体育館となりました。
今年度のスペシャルゲストは豪華5人
元Jリーガーの高野光司さん
TRE2030の山田コーチ
元なでしこ日本代表の佐藤愛さん
元ボンズ市原Jユース監督の佐野元則さん
NPO法人サッカースクールコーチの工藤直也さん

5・6年チームと3・4年+ガールズの2つにグループ分けしオフェンス、ディフェンスの要素を取り入れたサッカースクールを行いました。
子供たちは昨晩の講義で皆んながサッカーノートに記したであろう将来の夢であるプロサッカー選手、それを経験した方々にコーチして頂き、キラキラした目でサッカーに取り組んでいました。
そしてスクール終了後はサッカーボールにサインしてもらい、今年はゲストも沢山来て頂いたのでボールには沢山のサインを書いて貰えましたね!

こうして2日間のスケジュールを全て終え、テーマである思いっきりサッカーを楽しんで夏合宿を終えました。

合宿中嬉しいニュースがありました。
3年生が市大会決勝トーナメントに進み、合宿初日と重なってしまいましたが、見事に2回戦を勝ちベスト8に進出(後日ベスト4まで進出)し、合宿入りしてくれました。
3年生になり最初の合宿で途中参加となりましたが、3年生おめでとう!

6年生には最後の夏合宿、雨もひっくるめて楽しい思い出に残ってくれると嬉しいなと思います。今年の合宿では本当に成長した姿も見られ、下級生のお世話、会場設営準備から各チームのキャプテンとして2日間みんなを引っ張ってくれました。
6年生ありがとう!

最後に今年の合宿は本当に天気に恵まれず、雨の中でのサッカーや体育館でのサッカー、講義など、なかなか予定通りには行かない中で皆さんのご協力で速やかな会場変更の対応や内容で何とかスケジュールをこなす事が出来ました。

合宿の準備ご協力頂いた方々、たくさんのご協力で無事に合宿を行う事が出来ました。
本当にありがとうございました!m(_ _)m

来年は晴れますように…


自覚はなかったが、もしかして雨男(^_^;)
2019年合宿担当 廣瀬