飲んだ日:2022/2/25
国・地域:仏ブルゴーニュ
Vintage:2019年
銘柄:Bourgogne Cuvee Vieilles Vignes(赤)
ランク:Regionale
造り手:MAISON Ambroise
輸入業者/購入店:(株)ラック・コーポレーション/割田屋
価格:\2,500
購入日:2022/1/20
飲み頃度:今でも十分に/満足度:6.5/10

 

第一印象は鬱蒼とした森の中で森林浴を浴びているかのようなしっとり系。舌触りがきめ細かくてしなやかで、舌の上で旨味が染み出してくるかのような液体。上品で甘美な果実味にカカオ比率の高いショコラの風味が混じる。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの境目付近の葡萄らしさ満点。村名と言われても納得な美味しさ。それにしても安いわ~

あまりにも美味しかった&好みだったので、20年振りにアンブロワーズのワインを買い足しちゃいました。驚くべきはブルゴーニュワインの高騰著しいこのご時世にあって、変わらぬそのお値段(コルトンなんて価格上昇が20年で1割にも満たない)。ありがたやありがたや。

 

ヴィンテージチャートや評論家のポイントに購買意欲を左右されていたのも今は昔、造り手の創意工夫がむしろ天候に恵まれない年にこそ味わい深いワインを生むようになったと思っていたのですが、2019年の圧倒的な出来の良さを目の当たりにして、天の偉大さを再認識させられた。セラーの隙間を2019年産で埋め尽くしたい今日この頃です。