ワインのきらめき ~我が家のドリンキング・レポート~

状態の良い”飲み頃”ワインに出会えた時の幸福感は格別なものがあります。
ワインの本当の姿を知るにはテイスティングではなく時間を掛けて1本空けるべき・・・原則少人数で1本空けた場合のみレポートしてます(テイスティングではなくドリンキング)


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7月7日

サントリーさん主催の、シャトー・ラグランジュのセミナーに参加させて頂きました。

 

会場は神楽坂の和らくさん

 

 

 

先ずはシャトー・ラグランジュに関するお話をセミナー形式で。色々と興味深いお話を聞けて勉強になりました。

 

 

1級シャトーは皆ジロンド川から一つ目の丘に位置しているのだが、ラグランジュは二つ目と三つ目のの丘。バッカスが与えし優位性が歴然と存在する中での挑戦。

 

右下、左の塔の火災の痕が生々しい当時の様子

 

区画によって随分と土壌が異なる様子がありあり

 

葡萄はより完熟した状態での収穫を目指す

 

品種構成の変化もより"あるべき姿"に近づきつつあるようだ

 

シャトー・ラグランジュの経営方針は1984~2003年が「再生」で、2004~2023が「創造」なのだそうです。現在は3級のトップ・シャトーとしての名声確立に取り組んでいる第2ステージの真っ只中。そしてそれを裏付ける、より完熟した葡萄収穫や品種構成比の変更を実践するための設備投資と、その成果を可視化されたデータで説明して下さった。

また昨今の温暖化は、今のところワイン造りにとっては良い影響の方が大きいとの事でした。リュット・レゾネも実践していて2005年に認証も取得しているとの事だが、HPにも記載された「テラ・ヴィラティス」なる認証機関は調べても良く判らなかった。「テラ・ヴィティス(Terra Vitis)」の誤りだろうか・・・?(テラ・ヴィティスのようです)

 

シャトーから椎名敬一副会長も参加。貴重なお話を伺えた

 

余談ですが、椎名さんから「ボルドーの一級シャトーの利益率はどのくらいだと思います?」との質問が。答えを聞いて参加者全員がビックリ仰天びっくり

 

本日頂いたワインは4種類。

 

Les Arums de Lagrange 2015

白桃、トロピカル、くぐもった火薬、でいてフレッシュ。優しく柔らかなタッチ。ほのかな苦味はヴィンテージの特徴との事で、この年は暑かったおかげで表皮も厚いらしい。白はラグランジュの僅か4%だそうですが、透明感とキリリを狙って完熟葡萄から造られたこちらの白はつゆだくの旨味と酸が効いた魅惑のワインでした。

ソーヴィニヨン・ブラン 60%、ソーヴィニヨン・グリ 20%、セミヨン 20%。

 

Le Haut-Medoc de Lagrange 2013

サン・ジュリアンに隣接するサン・ローラン村とキュサック村の畑(樹齢は約40年)を取得し、2012年からリリースしているワイン。なのでラグランジュの3rdワインというわけではないけれど、ワイン造りのスタンスは何も変えていない模様。2013年は非常に厳しい年だったとの事ですが、ちゃんとエレガンス。市場価格を見る限りかなりのコスパだ。

CS 70%、メルロ 30%。

 

Chateau Lagrange 2013

当然の事ですが、ギアが明らかに上がる。↑の収穫時期でも判る通り難しいヴィンテージだったらしいですが、酸の立ち方がオー・メドックより鮮明。

CS 75%、メルロ 21%、プティ・ヴェルド 4%。

 

Chateau Lagrange 2011

柔らかく酸がしっかり残りつつ美味しい。2013に比べ優位に立っているとも感じる。

CS 62%、メルロ 32%、プティ・ヴェルド 6%。

 

ラグランジュが向かっているワインの味わいの方向性は、少なくとも私個人にとっては非常に好ましくて、今1本も存在しない我が家のセラーにもその内ボルドーワインが横たわるやもしれないと、そんな気にもさせてくれた。それはスーパー3級ワインを目指すにしろ、より裾野を広げるワインに向かうにしろ、です。

改めて市場価格を確認してみると、ラグランジュも非常に身近な価格帯である事を再認識。今のエレガンスの追及の仕方があと5年ある第2ステージの中でどう帰結するのか、楽しみにしたいと思います。

 

石巻より 毛蟹の冷たい茶碗蒸し 甲殻のソース

美味しい~(^^♪

 

岡山より 鱧の葛打ち とうもろこしのすり流し添え 柚子 梅肉

 

高知より 鰹の藁焼き サラダ添え 赤玉葱のドレッシングで

 

石巻より 相並のポワレアイナメ 江戸味噌クリームソース

 

イベリコ豚のスモークソテー 醤油をきかせたシャリアピンソース

 

マンゴープリン 小玉西瓜 キウイ

 

シャトー・ラグランジュのワインは創作日本料理にも優しくマリアージュしていた。

椎名副会長、サントリーの皆さま、和らくさん、貴重な機会をありがとうございました♪

 

おまけ

椎名さんを質問攻めにするラブワインさん(無断掲載^^;)。さすがだなぁ~

 

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