哀悼 David Crosby | Whistle Stop Cafe Ⅱ

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Les Aventuriers Deuxième étape

 

1月は大物アーチストの訃報が多かったような気がする。
デヴィッド・クロスビーも1月18日に81歳で亡くなられた。

そんなお歳になっておられたのか・・

そうか、ウッドストックから何十年経つのか・・。

そいう事だ。


 


この方もボブ・ディランやウッドストックを共にした先輩としては
思い入れの多い方。
何といっても、The Byrds(ザ・バーズ)でのあのハーモニーや美しいギターの
アンサンブル。

 

素朴と革新を程よく併せ持つフォークロックという特異のジャンルを創出した
いわば先駆者の代表的な一人の方でありバーズというバンドであった。
バーズの先進のコンセプトはその後彼が作った
CS&N(クロスビー、スティルス&ナッシュ)という3人組のバンドで
開花する。(後にニール・ヤングが加盟し、CSN&Yとなる)

バーズで最も少きな曲はキャロルキングの作曲の「Wasn't born to follow」だが、
本邦の録音時にはたぶんヴォーカルもコーラスでもレコーディングには
参加していないはずである。
それどころか、関係者とはケンカ別れし、首になった頃である。

結果、あのCS&Nが結成されるわけで、商業的かつマンネリしてきたザ・バーズにいるより
これはこれで結果オーライと言う事になった。

 

       12弦ギターの美しさといったら


その伝説的なCS&Nの代表曲が「青い眼のジュディー」
この繊細で瑞々しいハーモニーはアメリカだけでなく
日本でも多くのファンを獲得していった。

デヴィッド・クロスビーの繊細で美しいギターとハーモニーを
聴くならザバーズから「Turn Turn Turn」
CS&Nなら「Suite: Judy Blue Eyes」(青い眼のジュディ)
やはりこの2曲を哀悼の曲として聴きたい。

 


 

 

           合掌