コミュニケーションデザインはプロダクトデザインへ 【Fiat Eco drive】 | お外の広告
2009-05-15 23:19:20

コミュニケーションデザインはプロダクトデザインへ 【Fiat Eco drive】

テーマ:◆広告について考えること
Fiat の Eco driveが、One Show Interactive に選ばれた。

お外の広告-Fiat Eco drive


このサイトは、
Fiatの車にUSBに指して、自分の走行データを蓄積した後、
それを見て自分のエコドライブ指数を見たり、
今後の運転に対するアドバイスをもらったり、
そしてその成績を他のユーザーとシェアしたりするためのサイト。
NIKE IDと似たスキームだ。

エージェンシーは、今話題のAKQA。


このサイトの秀逸なところは、
エコという必要だけど退屈してしまいそうなテーマを、
誰もが気になるけど、意外に誰かに評価してもらう機会がない、
そんな自分のドライビングテクニックの評価に絡めて、
エンターテインメントにした点だ。
Fiat車を購入して専用USBをもらったら、きっとやりたくなるはず。

そして、
 -エコというCSR的なテーマのPR
 -顧客と製品の、購入後のコミュニケーション
 -Fiatファンの間でのコミュニケーション
 -購入直前の見込み客の購買意欲を刺激
など、色んな課題を一気に解決している感がある。



NIKE IDも、このサイトにも、
プロダクトにも仕組みを組み込むことで、
購買前から購買後の製品を使うところまで、
コミュニケーションデザインがなされている。

ちなみに、これはipodとituneのスキームにも似ていると思う。
ituneは、プロダクトのための必要なプラットフォームでありながら、
ユーザーに限らず無料配布し、その使い勝手の良さをみせることで、
ipod購入見込み客を取り込んだ。
そして、もちろん購入後も



果たして、広告コミュニケーションは、プロダクトデザインの領域に
踏み込む必要性が出てきたんじゃないだろうか。
いや、もう広告と呼んじゃいけないのかも知れない。
このFiatは、プロダクトが与えるユーザーの経験にまで経験している。
そうなると、もはやプロダクトデザイナーの一員だ。



広告代理店が既存のビジネスでの収益確保が頭打ちになった今、
コミュニケーションデザインという名のもとに、
製品販売前から販売後までを含めた、
(もちろん広告活動を含めた)
製品のトータルなコミュニケーションを設計するデザイン集団になる、
という道はあるんじゃないだろうか。
広告代理店の持つリソースの一つは、
消費者インサイトを知り、それをデザインに反映させるスキルだ。
それを売りにして、プロダクトデザインの領域に踏み込み、
広告・販促予算では無いところから、予算を獲得する、という道だ。


もちろん、プロダクトを良く知る従来のプロダクトデザイナーと共に、
行う必要はあるけれど、
広告・販売戦略までを見据えたデザイナーの視点が入ることは、
きっと役に立つんじゃはないだろうか。




と、さりげなくblogを再開してみます。
今度はお外の広告に限定せず、やりたいと思ってます。
今まで見ていただいた方も、
さりげなくまた見ていただければうれしいです。。

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