佐藤先生の舌鋒はますます冴えてまいります。「だがこの
頃、その犬の職分はなくなった。吠える犬はうるさいと、
近所から文句がくるので飼い主から叱られる。犬は頭にリ
ボンをつけ吠えないように訓練されチョロチョロしている
のが「可愛い」ともてはやされる。真剣に職分を果たした
い犬は励めば励むほど、うるさいと邪険にされる。リボン
のチョロチョロした犬をかみ殺したいと思っている。チョ
ロチョロ犬だって思う存分心ゆくまで吠え立てたい時があ
るだろう。それは犬の本能だから。しかし悲しいことに、
”キャーンキャーン”とけたたましい金切り声になってし
まう。”なんだその声は!それでも犬か!恥じろ!”と、
職分犬は軽蔑するがチョロチョロ犬は飼い主に抱かれて、
”あらチョロちゃん吠えたのね可愛い声で、、”と頬ずり
してもらっている。それは職分犬にとっては何とも胸クソ
の悪い光景にちがいない。私も同じ思いである」。つねに
ご主人の顔色を気にしている駄犬いや人間さま。ご主人の
ことより与えられたテーマに真面目にぶっつかっている人
御犬さまだけでなく人間の世界をも風刺した傑作ではあり
ました。
昔の犬は防犯に役立った。最近は玩具化して飽きたら
ポイ捨てされる ポイ捨てされそうな ぐっさんハイ
追伸:28日(金)は夕方6時にお届けの予定です