鳴り続ける電話の受話器をとりました。相手はA病院の担
当医でした。”ぐっさんですか。実はB病院であなたの病
症に効果のある治験があります。丁度、応募中でしたので
あなたを推薦しました。如何ですか。応募なさいますか”
と治療という聞き慣れないことを口にされました。それは

市販する前に新薬を特定の患者に試供を重ねて効果と安全
を確かめて公に治療の中に加えるというものだそうです。
私にはもう選択肢はありませんから快諾しましたら”それ
ではB病院のチェ先生をお訪ねください”と天にも昇るよ
うな朗報を頂き飛んで行きました。崔という名前ですから

韓国の先生ではないかと思います。先生は触診するや否や
突き出た腹部を診ながら”治験は通常、事前に検査を経て
行うものですが、あなたの場合は緊急に処置する必要があ
ります、すぐ入院して新薬を投与します。その後検査を行
います”と言われ入院と同時に新薬を投与されました。
それだけ危険な状態だったのです。


  一日一回、味もしない薬でしたが士看護ふたり
  が立ち会う厳格な治療でした。 ぐっさんハイ