好評だったNHKの朝ドラ「おひさま」は学校の「修身教育」の教科書に採り
入れたいほど、毎回”ありがとう!”の言葉があふれた感動編でした。新しく
スタートした「カーネーション」は本音丸出しのドラマですね。なんといっても
関西弁丸出しの庶民の生活の中でのストーリーですから、品のイイ話では
ピンとこないと思います。だからといって、関西弁がおかしいということでは
ありません。震災にあって意気消沈されている方々を励ますには、うって
つけだといっているんです。物語は、大阪は岸和田に主人公の糸子(尾野
真千子)が貧乏呉服屋に生まれて、「だんじり」にあこがれる活発な女の
子に、”女が余計なことをするな(考えるな)男に尽くせ”という大正時代に
生を受け、男はおろか世界をも凌駕するようなファッションの世界を制覇し
ていくサクセスストーリーなんですが、スタートのときの女の子の役(二宮 
星)は、はまり役でしたねえ。1週間で画面からいなくなるのは、もったいな
いと思いたくなるぐらい活発な女の子の演技でしたね。おばあ役の正司照江
もイイですねえ。あんな元気印のおばあが昔は沢山あって、よく叱られたり悪
さして追っかけられましたよね。まえにも褒めましたが最近のNHKは我々に
何かを訴えるドラマつくりを意識していますねえ。松下幸之助翁とその奥さま
をモデルに「神様の女房」だってサクセスストーリーなんでしょ。常盤貴子が
イイですねえ。なにがって演技がですよ。金のわらじを履いてでも見つけ出し
たい素敵な奥さんですねえ。常に前向きで、ネアカ志向でしょ。そのうえ
美形。旦那(筒井道隆)が最初は男の面子にこだわって、つい手をあげて
しまいますが、あとでは奥さんの意見に従います。その辺も偉いですねえ。
普通は気持ちの中では、いいなと思いながらもクソみたいな面子にこだわ
ってやり過ごして大やけどをしてしまうんですがね。ですから、ひとの意見を
聞いていいと思ったものは採り入れて、あれだけの世界的な大企業になっ
たのでしょう。さて「カーネーション」は来年の3月まで、いろんな変遷を経て
ファッション界のジュンコになっていくんでしょうが、番組発表のときに実在
の三姉妹が記者団をまえに会見を行っていましたね。あの他を圧する堂々
たる容姿に、記者団は黙ってしまったそうですよ。まえにも匿名のココロで”
どうしてファッション界には容姿端麗なひとが少ないんだろう”と思っていまし
たが、容姿なんて一時的なものであって、ようはハートですよね、あら、どう
して薄ら笑いを浮かべるんです?。やっぱ、美形のほうがいい?ま、そうお
っしゃらずに「カーネーション」をご覧になって、1850人の中から選ばれた
シンデレラガールの糸子(尾野真千子)を声援してみませんか。話はコロッ
とかわりますがお遍路さんになって四国路を行脚されている菅さんだったと
思いますが”不幸社会の一掃”とか口走ったとたん、世の中は不幸なひとが
一杯目立ってしまった感がありますが、どうかテレビを含めたメディア諸兄
こんどは元気印に焦点を当てて日本中を大いに明るく、元気付けてほしい
と思います。
小話 公衆トイレにはいりましたら、目の前に”おのれのウンはおのれ
 の手で掴め!”と書いてありました。確かに運は自分で掴まなあかん
 とは思いますが自分のウンはよう掴めませんな  桂 春若
                      ウンを掴みそこねた ぐっさんハイ