いやあ、朝ドラ「おひさま」は目が離せないですねえ、徳子(樋口可南子)が
陽子(井上真央)に向かって”陽子はまだ他人行儀なんだから”といいます。
黙って徳子を見詰めていた陽子は”お母さん、思っていることいっていいで
すか”といい返します。徳子は”ああ、いいよ、いってご覧ん”と受けて立つ
姿勢をとります。そこで陽子は”私は家に帰ってきたらイヤなことを忘れた
いんです。いえ私にとって(家は)忘れさせてくれるんです。みんなが気を、
遣ってくれて、、私も外であったイヤなことを口にしたくないんです、それを
他人行儀だなんであんまりです。それにお母さんは、日頃から、せめて家
の中では明るくしようとおっしゃているじゃないですか”と一気にまくし立てま
す。竜虎相打つ戦いの真ん中にいるおとっつあん、(串田和美)は生きた心
地もしない心境でふたりのいい争い聞いています。そんな中、陽子は”お父
さんはどうなんですか”と振ってきます。お父さんはすこし怯えたような表情
で、しばらく沈黙。そうして意を決したように”そりゃ陽子がいうのが正しい”
と女房に聞こえないように呟きます。さあ、大変です。あたしも肝っ玉をつぶ
しながら、徳子の言動を注視しています。すると徳子が聞こえないぐらい小
さな声で”あやまるよ”と呟きます。意外な展開に陽子だけでなく、おとっつ
あんもびっくりしたような顔で徳子をみます。すると徳子は陽子に近付きなが
ら”わるかった、、あのさあ「カサブランカ」やってるけど観に行くかい”と陽子
の額に自分の額をくっつけながらいいます。いやあ、あたしゃ血の雨でも降
るんじゃないかと思っていましたが、徳子の思ってもいなかった奇襲攻撃に
ホッと胸をなでおろしました。まあ、ドラマだから、とひと言では片付けたくな
い嫁vs姑のトラブルの解決策の参考にしたくなるようなシーンでした。現実
問題、ひとに、、ましてや嫁に頭をさげるなんてとんでもハップンとばかりに
意地を張ってこじらしてしまうことが大半なんですね。それも姑のほうから、
謝るっていうんですから嫁だけでなく、生きた心地もしないような気持ちで見
守っていた、おとっつあんにとっても胸をなでおろしたシーンでしたね。もち
ろんドラマなんです。でも謝りながら相手の喜ぶようなことを思い浮かべな
がら和解の道を探る徳子をハグしたくなってしまいました(あんたね、あんた
美形とみりゃあ、すぐハグっていうでしょ、じゃあさ、天童よしみなんかが嫁
でさあ、姑でもいいわよ。それでもハグしたくなるの)。どうも、私の相棒は
ちょっと横道にそれたら、ヘンな野次を飛ばすんだから困ったものです。
いつでしたか、徳子が息子に嫁が来たと思うからギクシャクするんで、もう
ひとりこどもが出来たと思って言いたいことをいうってえ台詞が気にいりま
したね。あたしも負けずにズケズケいうようにしています。(ちょっと!その
まえからズケズケいってたって聞いてるわよ)。まあ、実際問題、嫁vs姑の
争いは永遠のテーマなんでしょうが、嫁さんに言いたいのは、姑のいいとこ
ろは盗み、争いが勃発したら、”先にイクのはおっかさんだ”と念じていりゃ
いいんです。あたしの知った方なんですが、そんな話を聞かされていたん
ですが、(姑が)亡くなるとき、こどもや小姑たちが見守っている最中、”OO
に一番お世話になった、アリガトウ”って言葉を聞いたとき私、肩の力が抜
けていきました”と涙を浮かべて語ってありました。そんなドラマがかったこと
に遭遇しなくったって、だれが面倒みてくれたってのはよくわかって旅立つ
んじゃないでしょうか。
      おかげさまでウチは恐竜同士が相打つ争いは
      みたことがありません(アッ海外に出稼ぎ中か)
                  レフェリー役を免除願いたい ぐっさんハイ